ハードベイトオンリーで戦う元祖的大会として、関東にその名を轟かす『鋼派』(新利根川にて開催)が12回目をもってファイナルを迎えました。
最終回は「嬉しい!悔しい!でも楽しかった!」・・・第2位・・・準優勝でフィニッシュすることができました。
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■目次
鋼派ファイナルの結果は準優勝!
ブラックバスの2匹の『長さ』で争う鋼派。
▼優勝は…
▼そして準優勝は…
0.5cm差!!!
うーむ。安定のナマローブログクオリティ!で寸止め番長な準優勝!
これが釣りですね。そろそろブレイクスルーが来ると思ってガンバロウ。
▼さてファイナルとなった鋼派。出場は150名。80艇!という大所帯。大人気。プロ大会ではございません。
▼プロアングラーから、釣りギョーカイの人、凄腕ローカルまで様々な人たちが集う「るつぼ」感(Basserさん曰く)が楽しい大会です。
▼今年も、昨年一緒に鋼派に出場したイナバ選手と一緒にエントリー。職場が同じでこのブログを読んでいる稀有な存在のアングラーです。(他の人は興味ナッシング…それが釣りさ…)
昨年もこのペアで参戦していた↓
▼上位陣の詳しいレポートはBasser誌の「サイトビー」に詳しくササキ記者が書いてくれているのでそちらをお読みください。プロの書き味です。
早くも昨日の #鋼派 の振り返り記事が!
確かにジャンルを越えた「るつぼ感」が鋼派の楽しさでした。
12年かぁーー https://t.co/qMbBXYWFUm
— ナマロー@釣りブロガー (@nama_ryu) June 10, 2019
以下は…わたしたちの戦い方をそれなりに書いておきましょうか。
開始1時間で魚が揃った!新利根川松屋ボートまわりでリミットメイク!
鋼派の試合時間は12時までの約6時間。2人乗りでもあるので、ゆったりグルグルとスノヤワラをまわるというのが戦前の考えでした。H-1グランプリでも探査していたし。
ですが強風のため、スノヤワラはエリア外に。結果的に全員が新利根川がメインとなる大会となりました。
そんな、新利根川…2人乗りだし、バッテリーは2個だし、ということで魚がいることはわかっているボート屋まわりから釣りをスタート!
…すると相方のイナバ選手がやってくれました…
▼ほいっと出船後すぐに…ほんとすぐに釣りよった!
▼あらやだ。また釣ったゾ。
▼ギョギョギョッ!また…!キッカーフィッシュも!松屋のすぐ横じゃないの!
・・・コレ、すべて出船後1時間以内です。これはたまらない展開です!
そして、バス釣りあるある!
イナバ選手はオカッパリ中心のバス釣りオカッパリアングラー。普段は近所の野池などで、バス釣りをしている釣り人なんです。
持ってきたハードルアーも小さなボックス1個・・・ああだこうだ考えて~ごっちゃりたっぷりとルアーを持ってきた私とは違うのですが・・・素直にシャッドを巻いた結果がこちらなのです。
※イナバ選手はロゴ製作などデザインを本業としているアングラーです。ブランドロゴやルアーパッケージデザインなどのご用命があったら是非!(ナマローブログが仲介します。と、営業もしておく。)
新利根川のビッグバスを求めて!入れ替えを狙う!
で、ここで刻むように大型を狙う作戦もありなのですが…FUNFISHING要素も織り交ぜたいのが鋼派。
更なる大型を求めて上流へと移動を開始。
▼風は結構強い…ということでフルサイズのクランクベイトをセレクトして…ここぞというところを狙ってキープキャスティングしてみました。
▼こんなとことか。いかにもなところを~~
すると・・・
▼グワンとでました。ナイスクランキング!
このバスで入れ替えに成功。8時くらいでしょうか。
ルアーはKTWのKR3
▼昨年、足立区のマニアックスで行われた店頭イベントにて購入したKTWの桐材を使用したクランクベイトKR3を巻きました。
▼バルサよりちょっと弱めな浮力ながらそこはウッドクランク。ごちゃついたクイ周りなどはグイグイと当たってはかすめるように攻めることができます。
ちょっとしたチューン(?)ですが、デフォルトのフックより少し小さめの#3のフックに付け替えています。
フックを小さくすれば、ストラクチャー周りをより大胆に攻められますからね。バランスはちょっと、動きが弱くなった…かな!?
なお、フックはイチカワのカマキリです。最近の勝負クランクはコレにしています。
弱いけど強い釣りでも!トップのチカラ~ここにあり!入れ替え2本目
さてさて。そして…9時ごろには…もう一匹が!
▼これは『釣りたかったルアー』で釣った嬉しさがありました。
▼巨匠・松本さんが作り出すトップウォータールアー!痴虫のニューメキシコでの一匹です。オールスターの露店販売で買った逸品です。
この日は、およそトップ日和とは言えない強風の一日だったのですが、ふと風がおさまった風裏を狙ってこのルアーを投げたところ…これもバス釣りあるあるの2投目位で釣れてしまいました。
タイミングって大事ですね。
▼プロペラによる微波動が特徴。存在感はあるけど、アクションは弱い。ルアーサイズはビッグベイトサイズとも言えます。大きい。
▼最近は、プロペラの付いたルアーのパワーを改めて感じているところです。
そんなこんなで9時までに5本を釣り…その後は、アタリはあるけどノラずな状況が続きストップフィッシング。
▼帰着間際に3キロアップのアメナマは釣れました。バスだったらやばかった。
ほんでもっての結果は準優勝でした
▼最後の優勝ルアーほしかったぁ!
優勝したペアのお二人はビッグバスをバズベイトでゲットしたりと、大き目の個体を狙いと運を味方につけて釣ってきてこそ。
バズベイトによるビッグバスパターンは、新利根川ではもはや定番の釣りになりつつありますね。これもタイミングなのですが~
久しぶりの2人乗りだったのですが、2人でやると違う泳層のルアーをお互いに使っていたりするのでワンデー、プラなしの場合でも絞り込みが早いかもしれないと感じました。
あとは、普段やらない釣りをバックシートでガンガンにやって釣られると新しい発見があることもありますね。
12回を数えた鋼派…江戸物・石名さんありがとうございました!
ハードベイトオンリーという「縛りアリ」の大会として江戸物の石名さんが発足させた鋼派。
ローカル大会としては大規模な150人規模の大会となってフィナーレを迎えました。予約も30分でクローズする大人気っぷりでした。
有名バスプロから、インディーズのルアービルダーさんたち、そしてへなちょこ釣りブロガーまで様々な人種が入り混じった楽しい大会でしたね。
普段は、重さで計量しているところを「2匹の長さで」というルールも魅力的でした。
12回目となった今回で、区切りのファイナルということで花束も…
ハードベイトオンリーとしてはH-1グランプリも先に行ってきた鋼派。
量販店にはない、コアなルアーブランドが日本にはたくさんあることを知ったのもこの大会からでした。
本当に、楽しい大会を…ありがとうございました!!!
・・・また、やってくれませんかねwww?
★このことについては聴くブログVoicyにてしゃべっています。スマホから聴けます。よろしければ是非。⇒「ナマローの熱血!釣りカルチャー!」