釣りウマさんは茨城県随一の穀倉地帯を流れる新利根川の濁りを読んでいる

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新利根川は江戸時代にできた人工河川

3週に渡り訪れる、なぜかフレンドリーな存在にまでになってきた感のある茨城県稲敷市を流れる新利根川。

新利根川の朝

『利根川』と名前がつくものの、本家本元~大河・利根川とは全く表情の違う水路のような川です。いや、まさに水路なのが新利根川。牛久沼近くの小貝川から分岐した川で、そこからの水を霞ヶ浦に流している川なんですね。

17世紀にできた!

着工したのはなんと1660年代だというから驚きです。人の力は凄いもので30㎞以上に渡る人工河川を当時は人力!で造ってしまっていたわけです。想像するだけに大変ですが、国家事業として周囲の村々から人を集って仕事にしていたんでしょうね。

新利根川開墾は上手くいったかというと江戸時代は度重なる洪水に見舞われあまり上手くいかなったようです。その後、戦後になってから大量の引き揚げ者の仕事を作ることと国土復興のためにも、改めて治水事業と農業地帯の造成が行われたのです。国家事業ですね。平成の今は、ここまでの規模感の国土改造事業はあまりありませんよね。

バス釣りしている川にも歴史ありです・・・

鯉のぼりと新利根川

今ではこうして土手沿いに並ぶおうちでは春になると鯉のぼりが昇ったりします。都心では見なくなった風景でなごみます。これでサカナが釣れれば言うことなしです。

茨城県の穀倉地帯

一昨年の鬼怒川の洪水もそうでしたが、茨城県の水郷一帯は洪水・浸水との闘いの歴史でもありました。それは、豊かな水田地域となるわけでもあり、茨城県が誇る穀倉地帯となっている礎が新利根川でもあります。

新利根川・水神屋裏~夏の水田風景

新利根川からボート釣りをしていると気付かないのですが新利根川の周囲は本当に広大な水田が広がっています。新利根川は、灌漑で利用されている立派な農業用水なんですね。ふと、周囲に目をやれば広大な~広い広い水田風景が広がっています。これはたくさんお米が獲れますね。

春…水の引き入れ時季…濁り?

先週末の新利根川。ちょっと「むむむっ」と思うほどに濁りが強かったんですね。これはもう、稲作地域であることの影響は否めないなと予想しました。

前週まで水がなかったはずの田んぼに水が・・・これは田んぼにある泥水がまた川に落ちて・・・なんていう影響はありな状況になってきました。

新利根川沿いには農林水産省が管理している排水機場。巨大なポンプで水を引き揚げ、周囲の水田に水を引き入れるというシステム。グイグイと水を引き込んでいる時があります。

上手なアングラー達は田んぼの動向に注目している

水田地域にある新利根川。ホームレイクの牛久沼もそうだし、利根川、霞ヶ浦もそうなのですが『稲作農業』の影響はバス釣りをする上で思考を駆け巡らす重要なファクターのひとつなのです。上手な人ほど田んぼの水の動きに注目をしています。

水を引き入れる春はもちろん。稲刈り後の大雨で発生する「稲渋」によって魚の大量死が起きたりもします。稲渋によるフィールドの沈黙はよく聞く話です。稲渋を読んだ選手が、影響の少ない場所をセレクトして釣り勝つなんてこともあります。

お米の国の人間だからこそアングラーも知っておきたい稲作の季節による動き。農家の皆さんはバスアングラーがこんなことを考えているなんて知る由もないでしょうけど、稲作文化はバス釣りにも大きな影響を及ぼしています。


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