「釣れる釣り方」と「釣りたい釣り方」
ってあるじゃないですか。
自らのスタイルを貫き通しての勝利か。はたまた、その場、その日のコンディションにアジャストして釣っていくスタイルか。
バス釣りは時として、特化型の釣り方をもってして大勝利(トライアンフ)を獲得することができる遊びのひとつであると思います。
・・・そんなオイラは、あっちゃこっちゃいろいろな釣りをしている定まらない男・・・
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■目次
釣れる気しかしない!梅雨時期の牛久沼は…
2019年6月23日(日)
気温:19℃~26℃
水温:21℃~24℃
天気:曇天微風
コンディションは最高。釣れまくりの予感ムンムンな牛久沼でしたが…ウェイインは…なんと…
8人ウェイイン/40人参加
というキビチィものに!梅雨時期の曇り空で時々雨もパラパラな状況でこの釣果の牛久沼。
釣りをしている人たちも10年選手はザラ。場所については知り尽くしている牛久沼ジャンキーがこぞって釣りに出かけてこれが結果です。
ムズイ。本当に謎に包まれた沼です。
2019年6月の牛久沼を制したのはフロッグマンでした!
フロッグマン!
つまりは「フロッグ」ルアーに特化した釣り方を偏愛するアングラーのことです。
トッパー、フリッパー、クランカー・・・バス釣りの特化型アングラーは数あれど、よりコアなカテゴリーとして存在しているのが「フロッグマン」です。(フロッガー!?これだとダイワの竿になっちゃう!?)
2019年6月の牛久沼たまや大会を制したのはそのフロッグマンでありました。
取り急ぎ3位からのアングラーたちを眺めていってみましょう。
3位:青木選手 1000g ドライブクロー4インチ ウエッピング
前月の5月を勝利した青木選手。的確なその釣りは健在。
2位:中西選手 1380g ゲーリーネコファット
たまやTS最長老のひとり!中西御大がナイスサイズをゲット。
人気と噂のダイワとゲーリーヤマモトとのコラボであるネコファットワームを駆使してのウェイインでした。
定番の西谷田川の柳の木の下を丁寧に攻めての1匹でした。
優勝:小野選手 1970g スミス「ポトフ」が炸裂!
今シーズンの牛久沼を席巻しているアングラーである小野さんが初優勝!
釣り方はしつこいようですが「フロッグ」でした。
5月大会のレポート記事でも書きましたが、マジでフロッグ『しか』投げない、スーパーコアフロッグマンが小野選手なのです。
さぁさぁ、いろいろ聞いてきました。牛久沼の攻め方の参考にしてください。
情報オープン。
牛久沼をフロッグで攻略するサンデー!
▼試合終了後の風景。いいオトナたちが、釣り方についてああだこうだ言いながら桟橋の上で釣り談義。
そんな桟橋の上で優勝した小野さんに根掘り葉掘り聞いてきました。
優勝した小野選手がタックルについてオープンすることをOKしてくらたので記しておきます。工夫いっぱい。
▼小野選手が使用しているルアーがスミスのポトフ。
「ポトッ」って落として「フッ」っと食わせるフロッグだからポトフなのでしょうか…!?
たぶんそうじゃないかと…違う??
ご覧のようにシングルフック仕様のソフトな外壁を持っているフロッグです。
これは、ツーフック以上にひっかり場所が少ないですから牛久沼のようなパラアシやパラガマの中を撃っていくくときに大きなアドバンテージとなります。
ルアーの作成意図としても、シングルフックにすることでフッキングパワーの分散を防いでいるとか。
フッキングのチャンスはちょいと下がるかもしれませんが、結果優勝していますからこれが正解なのでしょう。
▼ロッドはデプスのサイドワインダー!
デプスのロッドと言うと琵琶湖や池原ダムで使うガチンゴチンのロッドをイメージしていましたが、こちらのロッドはフロッグをしっかりと『乗せながら』投げることができるロッドでした。
▼リールは並木さんモデル・・・投げてみたけどなかなか滑らかでしたよ。
使い方にそれなりにコツがいる小型のフロッグです。コツが知りたい・・・!?
そんなあなたは牛久沼たまや大会にまで来てくださいね。教えます。(勝手にいいのかな???いいでしょう。いいんです。)
▼タックルは全て…
▼もちろんフロッグ!ここまでの特化型…!トルネード投法で全米を席巻した野茂さんも「ストレートとフォーク」のみで戦う投手でした。自分の得意な釣り方により磨きをかけていく~~~これもひとつのトーナメンターのカタチです。
釣りのファッションは自由で!
これも、2019年5月大会の記事で書いたのですが、釣りするファッションは本来自由なものです。
希少な釣り女子は少ないけど、スタイリッシュな恰好で釣りをしたいと改めて思った初夏でした。
そんな中…優勝の小野選手の履物がこらまた特徴的でした。
▼かかとなしのオサレサンダル…スタイリッシュ!です。
釣るコツは「ディスタンスをとること!」
小野選手から熱く語られたのが、ポイントとの距離でした。
いかにサカナにばれないように距離(ディスタンス)をとって投げるか~~がミソだったそうです。
じゃぁどれくらいな距離なのかと言うと…
「カメが逃げない距離感」
を意識しているそうです。
確かにカメが気付いていたら、バスも気づいているよね…ということです。そこのあなた!釣れたことがあるからって、濁っているからって、釣りをするディスタンスが近くなりすぎていませんか??
オカッパリの上手な人は不用意に水辺に近づかないじゃないですか。
狡猾な関東バスへのアプローチもやはり「静かに近寄る」これにつきます。
なお、ミドリガメが大繁殖している牛久沼・・・「クイが出ている??」と思ったら亀であること多発中です。
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