廃盤になってしまっていますが名機と言われていて使い続けている道具ってありますよね。釣り道具にも然り。すでに登場したのははるか20年近くも前のものなのに、今でも手元に置いてあって現役の道具(リール)があります。
ダイワTD-Z105HL
左巻き専用機として出現したダイワのグリッピングコンセプトモデルリールが「TD105HL」でした。現在も、3台ほど所持。ノーマルタイプとタイプRモデルと、そしてこのブログに載せているのはTD-ITOモデル。メガバスコラボモデルで発売直後は人気モデルだったのですよ。
「弁当箱」とも言われている独特のその形状は趣味趣向の別れるところ。苦手な人のいるようですが、僕の手にはしっくりときました。三平君的に言うと「しくっとくるなやぁ」ってところでしょうか。
ハードベイトをぶん投げるためのリールではなく、ピッチング特化型なところも面白いリールです。右手の親指をスライドさせてクラッチを落とす独特のシステム。
ハイエンドモデルとしての型版は「TD-Z105HL」。形状の通り、テキサスリグやラバージグに特化したベイトリールです。
手元にもすっぽりと収まる形状は、ハマると何個もそろえてしまう魔力のがありました。実は今でもロッドにこのリールをつけているマッディシャローマンは多い。
今のリールのようなスムーズな滑り出しはなくなってきているけど、スプールを付け替えたり、ベアリングを交換したりしてチューンナップして使っているようです。ネットで調べてみると、SVスプールを付けて今でも現役の方がいるみたいですね。
僕はろくにチューンナップしていませんが、5gテキサスも十分にピッチングできるだけの能力を今でも維持しています。
ただ、今のリールたちに比べるとちょっと重いかな…
TD105HLのクラッチレバーが外れた…在庫アルカナ…
握り込み画像です。
アップにするとわかります…そうなのです。要であるクラッチレバーが落ちてなくなってしまったのです。
すでに廃盤になってからどれだけの月日が経ったのでしょうか…一応はメーカーに修理願いを出そうと思いますが、メーカーの部品在庫って数年でなくなってしまうんですよね。あったら付け替えてほしいなぁ。