小中学生のころに釣りをしていましたか?
最近の釣り場には本当に子供たちの姿が減りましたね。バス釣りはもちろん…ザリガニ釣りでもなんでも、水辺で遊んでいる姿を見るのは稀です。バス釣り少年にあったりすると、嬉しくなってルアーあげっちゃったりしてしてね。これからの時代を考えると釣り業界なかなか大変です。
多摩川がホームグラウンドの小中学生時代
僕がバスを初めて釣り上げたのが小学校五年生のころ…それまでにも、多摩川を中心にコイ釣りやフナ釣りなどの雑魚釣りを楽しんでいる少年でした。
少年ジャンプなどを読むフツーの漫画少年であった一方、「少年釣りトップ」や「TACKLEBOX誌」を読む変わった釣り少年だった記憶があります。
なにしろ、住んでいるのは東京23区内。ティーンの盛り場であった渋谷にも20分足らずで行けちゃうそんな環境下でした。
ところがちょっと下ってみれば多摩川がすぐ近くにある環境でした。そのため、水曜日や土曜日がいわゆる午前中で授業が終わる「半ドン」だったのでよく多摩川に釣りに行ったり、四つで網でサカナ獲りをしに行ったのです。
時は平成が始まったばかりのころ。23区内だったのものですから、バブルだったんですね。近所さんには外車が溢れていた記憶があります。そんなクルマを横目に、コイ釣りだ、クチボソ釣りだなんだと遊んでいたのですね。無邪気に。
バス釣りにもチャレンジしました。当時の多摩川ですと「潮止の水門」と呼ばれた丸子橋近辺にはブラックバスが生息していると言われていて夢を追ってルアーを投げに行ったものです。自転車で1時間半くらいだったかな?
もちろん、バスが釣れるわけもなく、「少年釣りトップ」や「TACKLEBOX誌」などでたまに掲載される「多摩川のバス」に心躍らされていたのです。
子供の頃の釣友は元気でしょうか!?!?
で、なぜにこんな話を書いているのかと言うと、久しぶりに同窓会で少年時代の釣友たちと会ったからなのです!
そして会うなり、およそ四半世紀ぶりに集合した友達から「釣りやっているの?」「久しぶりに行きたいなぁ」・・・なんて話で盛り上がりました。さらには、インスタグラムを発見されてしまったりして。
僕自身のイメージも「ナマローは釣り好き」と言うイメージが小中学生のころにあったらしく、釣りに一緒にしていなかった友達からもそんな話で盛り上がったのでした。
釣りに関しては、ご多分に漏れず中2位からはご無沙汰になり、高校生あたりではほぼ行かなくなったのですが、最も純粋に釣りを楽しんでいた10歳~13歳くらいの釣りの想い出が昨日、拙い表現ながら…ブワァーと甦ってきました。
少ない釣具と知識でなんとか釣ろうとしていたあのころ。一匹の価値と魚の大さと感動は今の比ではありませんでした。もし、今、釣りをしていている少年くんがこの記事を読んでいたのなら、その一匹と、釣りをしている瞬間と、釣友を大切にしてほしいな。