2016年シーズンからでしょうか…ほぼほぼベイトタックルのみでバス釣りをしていたのですが、急激に使用頻度が増したタックルシステムがあります。それはスピニングタックルによる「巻きシャッド」です。
ベイトフィネスタックルが進化しているとは言え、やはりベビーシャッドクラスのプラグを巻くにはスピニングロッドに優位性を感じせざるを得なかったんです。
2018年シーズンもスピニングタックルでの巻きシャッドは大きな武器になりそうだな…と思っていた折、気になりすぎる新製品が同時多発的に発表となりました。それは…「グラススピニングロッド」です!
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■目次
グラススピニング戦争勃発!?
コアアングラー&釣りブロガーとして皆さんもご存じでありましょう、DeeepSTREAMのKenDさんとフィッシングショーのタイミングでお会いしたことがあったのですが、グラススピニングには大注目されているとのことでした。
DeeepSTEAM記事:グラススピニング戦争”いよいよ勃発!?
すでに、2017シーズンからグラススピニングには数度にわたり言及しており、付け焼刃のブログ記事ではないことがうかがえます。メーカーさんもKenDさんの言動には注目をしていたのでしょうか。(それともメーカーの動きをKenDさんがキャッチしていた!?)
▼この竿の曲がりよう!純粋に「竿を満月にさせて魚とやりとりをする」と言う釣りの楽しみの原点もあったりします。
プロトのグラススピニング、良い曲がりしてましたよ… #ピュアグラス #スピニングロッド #レジットデザイン #シーバスロッド #結構ハイテーパー #バットパワーもりもり… https://t.co/9sBmjPYbOd pic.twitter.com/Erj5Z4SVVh
— DeeeP STREAM (@ken_d_s) September 26, 2017
このタイミングで、レジットデザイン、そしてシマノが同時にグラススピニングを発表してきたのです!
戦争勃発とはちょっとアレですが、(局地的な地域紛争くらい!?)かなりコアな製品であることは間違いなく、一部のマキモノ大好きっ子たちはその様子をじっと伺っているところがあります。
▼なおシマノサイドの震源地は黒田プロのようです。(黒田さんはブログ歴も長く書く内容もなかなかに濃ゆい!)
ブログを更新しました!
今年ゾディアスシリーズに加わったグラススピニング。
開発に携わり、フィッシングショーで触ってみて欲しいロッド3本のうちの一つです。https://t.co/OuP412I9yb— 黒田 健史 (@Kenshi_Kuroda) January 16, 2018
・・・で、グラススピニングロッドは新しいのか!?・・・と言うと、30年ほど前は巻きでグラススピニングロッドを使うのは普通だったと思うんですよね。
芦ノ湖でモンスターブラウンを狙う人たちが、マニアックな〇〇ミノーを投げてグリグリメソッドをする…その時につかっているのが腰のあるグラスロッド…なんてイメージです。
さて、2018年となった今、グラススピニングロッドはどのような方向性をみせてくれるのでしょうか。
レジットデザインからはピュアグラスロッド「WSS-G62L」がリリース
昨年、一年間H-1グランプリをトレイルする中で、愛用していたグラスロッドがあります。それは、レジットデザインワイルドサイドWSC-G62L。大好きなタイニークランクを投げて巻いていたこのグラスロッド。独特の反発力に最初は戸惑いましたが、ショートロッドなので関東でマキモノをやるにはおススメの一本と言えます。
フィッシングショー開催中の2018年1月20日には、レジットデザイン公式ホームページにて「2018年新商品 100%ピュアグラススピニングがWSS-G62Lが登場!」と言う記事がエントリーされました。
なんとそこには、H-1グランプリ2017相模湖戦での北大祐プロによる実釣動画もありました。実釣している中で、スピニンググラスロッドについての解説もあり、シャッド、タイニークランク、他にもさらに応用が効くのではないかと大注目してしまっているわけです。
グラス的なロッドに関しては、ノリーズロードランナーのハードベイトスペシャルを主力として愛用しています。こちらはグラスコンポジットロッドでありまして、マキモノロッドとして投げやすくて、素晴らしい名竿です。
ここにさらに自分の手数として加わってきた『ピュアグラスロッド』。そこからさらに加わるかもしれない、グラス『スピニング』ロッド…その可能性については、今年のフィールドで試さないわけにはいかないと思っている次第です。
局地的に!?SNS上で話題となっているスピニンググラス。レジットデザインからも今年発売します!
ワイルドサイド・スピニングでは初のストレートグリップ採用でグリップ周りのデザインも一新。
もちろん中身は混ぜ物なしのピュアグラス‼️ pic.twitter.com/ASjytBLnsK— 北大祐 (@kita_daisuke) January 17, 2018
相模湖でこれを使っていたとは…
H-1グランプリ2017相模湖戦の記憶がすでに希薄に。自分で自分のブログ記事を読み返す始末ですヨ。プラは釣れたんだよなぁ。
シマノからはゾディアス「260ML-G」
一方は世界のシマノです!
フィッシングショー終了間際の中、バタバタとチェックしたのがシマノゾディアスから出る「260ML-G」…触ってきました!
ハードベイト専用グラスコンポジットシリーズを銘打たれているゾディアスのこりゃまた異端児。
大注目!している人は少ないのか、ラインナップの中にそっと置かれていました。まぁ、軽く盛っても万人受けするロッドではないでしょう。明らかにバーサタイルじゃないですからね。
曲げてみましたが、グラスコンポジットだけあって、思ったよりかはシャッキリとした感じです。それだけに、投げやすさや操作性はありそうな感じでした。(カーボン含有率58.4%)
それだけに、レジットデザインのピュアグラスロッドとはどう違うのか…使い分けができるのか…双方のメリット・デメリットをさらに検証してみたいです。
ゾディアスで出したシマノさんに拍手を送りたいのは販売価格です。定価17.500円ですから実勢価格はさらに下がるはず。無駄遣いには注意ですが、お試しできる竿であるところにはサラリーマンアングラーとしては手が伸びてしまう危険性が孕んでいます。
今回のフィッシングショーでは「ポインズンアドレナ」が10年に1度の大革命と題して、新たなるロッドをリリースしてきました。そちらのロッドも、触るやいなやビビッとくるものがありましたが…想像を超える軽さでしたね…
コスメの基本形はゾディアスをあまり変わらないけど素材感が全然違います。秦プロも言っていましたが「これ折れないのかな!?」と心配になっちゃう具合でしたね。琵琶湖で鍛えらているはずですからそれはないでしょうけど…実釣で使ってみて、フルフッキングしてみたいなぁ。
今の自分のスタイルからすると、反応しちゃったのはアドレナよりもハードベイト専用シリーズをゾディアスに気持ちがいってしまいました…
PEラインとの相性がGOOD
PEラインの使用を2016年から始めました。それまでのPEラインと言うと、フロッグ用として50ポンドとか60ポンドとかを使っていたことはあったんです。
そして、スピニングタックルについて改めて見直しを図り、PEラインと組み合わせてみました。するとびっくり。0.4号とかの極細PEラインだと小さいルアーが簡単に遠投できるのです。これにはちょっと新境地を感じました。
ここにグラス素材と言うスパイス…が加わったらいったいどうなるのか!?ここが楽しみでならないのです。
ただし、さすがに直結だと歯で切られてしまうことがあるので、リーダーシステムを組む必要性がありますがこれは、アドバンテージになると確証しています。詳しくは、発売中のバサーを読むしかありませんね。
▼ゴリゴリのマキモノじゃないけど、フィーディングの攻略でもPEラインは大活躍してくれました。
レジットデザインは大阪フィッシングショーとキープキャストに出展
ゾディアスは横浜フィッシングショーで触ることができました。ではレジットデザインは???
横浜にはレジットデザインの出展ははなし。一般客が訪問できる展示会としては、大阪フィッシングショーとキープキャスト、西日本釣り博にて展示を行うようです。
ということは、ここではシマノも出展してきますから「感触」を比べることができると言うことです。モノを買うときの基本「比較検討」ができちゃうわけです。
グラススピニングロッド・・・「一部マニア」の間ではヒソヒソと話題になりそうな今年の新製品です。そんな僕は「一部のマニア」だし、ここまで読んでしまったあなたも「一部のマニア」なのかもしれませんよ~~!
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