■目次
ベイト基軸こそが亀山ダムの鍵
亀山ダムに生息する様々なベイトフィッシュたち・・・バスと言うひとつの魚種を中心点にしてみると・・・
「オイカワ」「ブルーギル」「コイ」「ヘラブナ」「ワタカ」「エビ」「アカガエル」「虫」…
数えきれない多種多様な生き物たちがバスたちのエサとなっています。
季節は夏の入り口。初夏。亀山ダムに行かれたことがあるアングラーならご存知ではないでしょうか。春に生まれたワカサギがバスたちのベイトとなっていることを。それを狙うフィーディングフィッシングが朝のキーポイントとなります。
こちらはH-1グランプリ本番前日の7月8日(土)の様子。のむらボート前、亀山大橋近辺は、バスたちがフィーディングを行う場所としてあまりにも有名です。早朝ともなると多くのコアアングラーたちが集結します。
ボコッ!ボフッ!
と激しくボイルしているフィーディングバスを見て興奮しないアングラーはいません。しかし、簡単にこのボイルフィッシュたちを獲ることができないのもバス釣りの面白いところ。
多くの選手たちが、朝のピークタイムに魚を揃えて、その後のサイズアップを図る~~と言う戦略をとっていたかな?さてその結果は!?
そういうわけで戦前予想は「釣れてる」「厳しい」「モゴモゴナイショ」…それぞれの思いを抱きながらH-1グランプリ2017の真ん中もっこり3戦目は、魚もいっぱい。人もいっぱい、夢いっぱいの亀山ダムが戦場となったのでした。
154名が亀山ダムに集結!99名がウェイイン!
【H-1グランプリ2017亀山ダム戦】
7月9日(土)
天気:晴れ
気温:25℃~31℃
水温:26℃~29℃
水質:クリア
梅雨明けしちゃったのか?と思われる真夏の入り口。熱中症対策にも追われる暑いアツい日でありました。
恐るべき結果が出ました。参加者は154名と史上最大規模。フィッシングプレッシャーに包まれた亀山ダムでサカナを持ちこんだ人はなんと99名に達しました。ウェイイン率は実に64%。
ハードベイトオンリーの大会です。これはつまり、ハードベイトのチカラをまざまざと知らせてくれる大会となったのでした。
ボート屋3店合同開催
「おりきさわボート」「つばきもとボート」「のむらボート」と言う3店合同による開催がここ数年のH-1グランプリ。当初はおりきさわボートからのみの開催でしたが、規模は拡大して100名以上が参加する大会へと成長。
ハードベイトオンリーで戦うというコアな大会でありながら、その魅力に気付いたアングラーたちがこぞって参加する大会となっているのです。
これまではスタッフが行っていた「タックルチェック」は隣のアングラー同士で行う相互チェック体制に。ハードベイトオンリーでのルール…「ワームフック」「シングルフック」「チャターベイト」などは禁止となっています。ルールあってこその楽しさです。
つばきもとボートからは70名近いエントリーがあったとかで、混雑や遅延が予想されましたが皆さんそこは手慣れたもの。集合時間には間に合いまして、時間通りの6時スタートを実現。
個人的には、朝の2時間が勝負!と感じていたので、スムーズなスタートは本当によかったと思ったのはナイショです。
有名アングラーも参戦!お話も聴けるぞ!
オープン大会ですが、大手ブランドメーカーの看板を背負ったフィールドプロアングラーも多く参加するH-1グランプリ。亀山ダムは特に顕著で、あの雑誌や動画で見たことがある有名アングラーのお話も聴けちゃいます。
ノリーズから津輕選手
出た~!!
ロクマル(^^♪
ノリーズスタッフ津輕くん
60.5cm!! pic.twitter.com/WsIw5MFy6S— のむらボート (@NomuraBoat) July 7, 2017
釣ってくるなぁ。
ジャッカルから川島勉選手
琵琶湖から来てくれたサトシンさん!
関西のMr.ハードベイターと言えばこの人ではないでしょうか!?「サトシン塾」が湖上で開かれるプロガイドとしても有名なサトシンこと佐藤信治さんがなんと亀山ダムに参戦。琵琶湖のハードベイトを主軸とするガイドさんがこうして関東のダムに参加するという意外性もまたH-1グランプリ。(スキートリースも出場済みだしネ)
興奮した様子で亀山ダムでの釣りを語ってくれてその様子は新鮮でした。いろいろな場所で釣りをすることはアングラーに良い刺激を与えるということですね。(ブログの更新頻度も頻繁!)
今季から亀山ガイドをスタートさせた折金選手
この日、実はオリキンさんがビッグフィッシュを釣り上げるところを目撃してしまい心がざわめきました。朝方は僕とエリアがちょいかぶりしていました。意外と、湖上でよく出会います。
表彰台から…上位5人インタビューまとめ
はい。おまちかねの上位5名のインタビューについてはメモをしまくってきましたので公開しておきましょう。7月初旬の亀山ダムを釣る参考にどうぞ。
5位:2240g 柴田選手(隊長)
前日のプラでもおりきさわですれ違ったのが柴田さん。自他ともに認める「Mr.サイトマン」です。しかもそれをハードベイトでやってくる試合巧者。津久井湖戦を制したことは記憶に新しい。
メインエリアは、やはりと言うかなんというか、おりきさわ上流のプール。こちらで、ベビーシャッドやバレーヒルのプロとシャッドを駆使して3バイト3フィッシュ。
コツは「止めると食わない。ハイギヤの早巻きで食わせる」とのこと。これはまた、深いコツがありそうです。
4位:2370g 馬場選手
チャプターでも現在上位に位置しているディスタイルの馬場選手が4位に。ヤマトクローラーやレゼルブと言う、大人気トップウォータールアーを駆使してサカナを持ちこんできました。
最後のキッカーはハイパーチタンシャッドを使っていたのが亀山ロコらしいセレクトです。このルアー、亀山のコアアングラーの竿によく結んであります。ムム、検討の余地ありだな。
3位:2380g 北畠ランチア選手
レジットデザインオーナーズミーティングにて初めて挨拶させていただいた北畠ランチア選手がなんと「盾ゲット」の3位に入賞!スゴス。
朝の2時間位はエリアをともにしていたのですが、同じロッドブランド、同じルアー、ほぼ同じタックルセッティングだったことにも驚きました。(あ、僕は6位だったのですよ)
詳しくはご本人のコーフンと共に綴られたブログをチェックだ!(Twitterもよくつぶやいている)
興奮冷めやらぬ状態で昨日のH-1の事をブログに書きました〜! まだまだストック中のネタが多数あるのですが、嬉しすぎて割り込みして先に公開! https://t.co/siKK9ID4sN #buritsu #h1gpx
— Mr.Nobite (@MrNoBite) July 10, 2017
朝方何気なく撮影した写真。僕が6位だったから、6位~3位までがつばきもと出船のアングラーだったということになりました。
2位:2420g 行木選手
いろいろとお話聞いたのに写真がなかった!
H-1初期から参加している行木さんが準優勝。シャッドやタイニークランクを駆使してきたことはもちろんですが、Dスプーンと言うビッグスプーンに入るカテゴリーで釣り上げてきたことに拍手。
僕もビッグスプーンは大好きでハイシーズン中のリザーバーでのスプーンの威力は感じ取っています。今回も投げたんですけどねぇ。
1位:2550g 佐藤光選手
なんと昨年の津久井湖戦につぐ2勝目!
佐藤選手のホームは群馬県の榛名湖。そのホームグラウンドで鍛えたテクニックを亀山ダムにフィードバック。タフフィールドを制したのは、榛名湖でも通じる技たちだったそうです。
佐藤選手は、最近は遠路はるばる牛久沼たまやボートに遠征してきてくれてもいます。こちらは、なかなか苦戦しているようですw
THタックルのゾーイでテンポよく岸際を探っていったところ良いサカナが獲れたそうです。これはズバリ『ギル』を意識したサカナを狙っていましたね。
硬軟織り交ぜ~~と言うべきか。オイカワボイルを狙ってのグリマーでの釣りでもナイスフィッシュをゲットすることに成功。見事な勝利をつかみとりました。
なお、佐藤選手がかぶっているキャップですが…「カープなの?カープなの?」と思っているあなたはまだまだ甘い。こちらは、ルアービルダーの痴虫さんがデザインした『痴虫キャップ』なのです。これをかぶっていると釣れると言うジンクスがあるのかな!?
痴虫の松本代表は、前衛的現代アートなのかな!?クック亭さんのステーキを表彰式が行われる前に優雅に食していました。
松本代表は、亀山ダムで行われている『平日なのに予約がいっぱいになる』ことで有名な「のむらボート平日大会」にも参加している。先日はスーパービッグをバラシタらしく悔しい思いをされたみたいです。表彰台も近い!?
以上、トップファイブの釣り方でした。
語る理由がない!?6位だった僕ですが、正直「よく釣れた」試合でした。ですので、それを踏まえたブログ記事は小出しにしていくつもりなので覚悟していてくださいませ。
写真撮影も盛り上がる
〆はカメラマンの市川さんによる記念撮影。このブログの表紙を飾っている写真を撮影してくれたカメラマンさんです。その市川さんの掛け声とともに、この記事はここまでにしたいと思います。
H-1サイコー!タックルアイランドサイコー!おりきさわボートサイコー!のむらボートサイコー!つばきもとボートサイコー!
スタッフの皆さん、協賛スポンサーさん…楽しい大会となりました。次回は夏を引きずる9月頭の相模湖。次回も釣れるのか!?・・・ではでは。