霞ヶ浦水系最大の難敵はバスと自分と土嚢と捨て網である

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霞ヶ浦とネガカリ

新利根川に通っている2017年4月~春。関東のブラックバスたちは相変わらずの気難しさで僕たちを出迎えてくれています。そして、霞ヶ浦水系のバスたち以上の難敵・強敵と言えばネガカリです。

新利根川春

大自然の中で釣りをしたいものですが、高度経済成長期に行われた霞ヶ浦開発事業によりほぼ全面的に護岸工事が行われた稀有な水域。そして、漁業、水運業を含めて多くの人が出入りする場所であるがゆえに沈みゴミも非常に多いのは残念なところです。

玉ねぎ土嚢

新利根川の上流部を中心に岸辺に積まれているのが玉ねぎ土嚢。釣りビトたちから勝手に?「玉ねぎ」と言われている土嚢です。

玉ねぎ土嚢霞ヶ浦

新利根川の岸辺も東日本大震災の時にところどころが崩れ、護岸された岸辺がところどころ破損してしまいました。そのため、2011年以降、護岸工事が随時行わています。

利水のために護岸を行うのはいいのですが、この玉ねぎ護岸は釣りにはすこぶる手ごわい存在です。フック剥き出しのプラグルアーだと一撃で餌食になる可能性がありなかなかルアーを投げられないものがあります。

それでも、エビや小魚たちにとっては恰好の隠れ場所・住処となっておりバス釣りにおいては狙いどころとしてポピュラーなポイントでもあります。スナッグレス性に優れたルアーで攻めたいものです。

名物とは言いたくないけど…霞ヶ浦名物『捨て網』

なんとかしてほしいのが捨て網。おそらく漁師さんが設置した網がそのまま放置され朽ち果て、水底に沈んでいるものが捨て網。そもそも、網を捨てていわけないのですが本当にたくさんの捨て網に霞ヶ浦では引っ掛かります。

最近は川漁師さんも高齢化の波が激しく・・・「お歳になっていつのまにか漁に行かなくなる」⇒「後継者もいない」⇒「設置した漁具を放置」⇒「ゴミに」・・・と言う流れがあるようです。捨て網の増加は、高齢化社会の影響もあると感じているのは僕だけでしょうか。

釣りビトたちもそう。釣り糸の放置、ゴミ化は顕著であり、霞ヶ浦のバス釣りは、釣りをしていて釣り糸を釣るといっても過言でないほどに釣り糸が引っ掛かってきます。

なお、釣り糸は「魚か!?」と間違うほどに良いヒキをするので、一瞬サカナだと思ってやり取りしちゃった人も多いのでは。

霞ヶ浦水系へはネガカリ回収機をお忘れなく

先日は、雨のあとだったせいかいろいろなものが流れてきていました。それだけに、一投する事に、フックからゴミを取り除く作業が発生してしまいました。

もちろんネガカリも多発しました。グッサリ行く前に、かわすにはかなりの集中力が必要です。それでもネガカリはしちゃいます。

そこで必要なるのがネガカリ回収機。

ネガカリ回収棒をボートに積まないと、戦闘力が8割落ちると言われています。ところがこの棒状のネガカリ回収棒だと土嚢の網に引っ掛かるとルアーと絡まってなのか棒がとれなくなってしまうことがあるんです。

僕も牛久沼でこの状態になり、数十分?悶絶したことがあります。ヒトの力ではどうにもならないくらいに、回収棒がネガカリしえしまうことがあるんですよね。

その時にはこうした鎖状のネガカリ回収機の方が活躍してくれるようです。まだ、出動したことはないのですが、こちらをおススメするアングラーも結構います。いざとなれば、鎖が引きちぎれてくれます。棒は、最終的に先っぽが折れることがあります。

うーん、霞ヶ浦水系のネガカリ対策は凄まじいものがありますな。

・・・ネガカリ対策について詳しい人から聞いたところによると、棒を使う場合は螺旋状の先っぽよりも↓こちらのようなカギ手状のものの方が帰還率が高いようですよ。


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牛久沼を拠点に関東各地のバスフィールドを巡っているサラリーマンアングラー。牛久沼たまやサンデートーナメント、H-1グランプリ等に参戦中!出没フィールド:牛久沼、亀山湖、新利根川、相模湖、津久井湖、将監川、利根川…等々