待ちに待った休日のバス釣り。練習を重ねて迎えたトーナメントの朝。釣りを始める前に、僕たちは思わず「でっかいのいっぱい釣らせてください!」と手を合わせてしまうものです。
そして、水辺で遊ぶことは危険と隣り合わせであることも忘れてはなりません。安全に釣りができることを願いたい…
そんな、釣り人たちの神様への気持ちを後押ししてくれる「バス釣りのためのお守り」が茨城県取手市にある八坂神社さんで授与されることになりました。そんな情報を入手した僕は、仕事納めとなったこともあり車を飛ばして一路、取手の総鎮守八坂神社さんに取材に向かったのでした。
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■目次
取手の総鎮守八坂神社
都心から水戸街道(国道6号線)を下ること約1時間。利根川を渡ったところに位置しているのが、茨城県取手市です。取手と言うとあなたは何を思い浮かべますか…??
僕はというと…
取手二高です!
木内監督マジック!1984年に茨城県勢としては初となる夏の甲子園を制覇した古豪。オールドファンならその勢いをよくご存じですよね。その、取手二高の横に位置しているのが、取手の総鎮守・八坂神社です。(取手一高もすぐ近くにあるので気をつけてくださいネ)
創建は江戸時代初期・寛永3年(1626)と古く、お祭りの時期や、初詣には地元の人たちが集う由緒ある街の神社です。
初詣は地元の方々で大賑わいだそうですよ。
取材をしたのは2017年の暮れ。宮司さんたちが忙しそうに、しめ縄をくくりつけていました。忙しい中、少しだけですがお話を聞くこともできました。お忙しいところ失礼しました。(撮影・取材許可を快くしていただきました)
宮司さんは磯釣りに相当にハマっていた時期もあったそうで、それだけに釣りのお守りを作ることに手を挙げてくれたそうなんです。取手の名物になってくれれば、と。
「釣り御守」「釣り絵馬」「釣りステッカー」
豊漁祈願や漁の安全を願う、神社は海に囲まれた日本のこと。実はかなりたくさんあります。一方で「ありそうでなかった」のが趣味のスポーツフィッシングであるバス釣りに特化したお守りでした。
で・・・取手の八坂神社さん、、、作ってくれちゃいました、、、
今回、八坂神社さんが授与することになった新しい「釣りお守り」は三種類。どれも、かわいらしいブラックバスが真ん中にいらっしゃいます。デザインなどに関しても、何度もやりとりしたそうです。
年末の取材でしたが、すでにお祓い済とのことで受け取らせていただきました。(本殿向かって右の社務所にて。もちろん普通のお守りもたくさんありますよ)
定番のキーホルダー型の釣り御守。初穂料は700円。
グリーンのバスカラーがまぶしい絵馬です。思いを込めて願い事を書きたいものですね。境内に吊るしてもいいし、持ち帰ってもいいそうですよ。初穂料は500円。
バスアングラーならなんといってもステッカーですね!タックルボックス、クルマ、ライブウェル、ボート…いろいろなところに貼っちゃいましょう。初穂料は500円。
御祈祷も受け付けていらっしゃるそうで、そちらの初穂料は5000円~だそうです。リールやロッドなども持ち込めば、そちらも一緒にお祓いしてくれすそうです。運気をアップさせたいアングラーならタックルも持っていきましょう!
もちろん、その他にもご利益のあるお守りが各種そろっているから、家内安全、商売繁盛、安産祈願にいかがでしょうか。
ご神木の大銀杏が有名で、秋の紅葉の季節には黄色く色づいた葉っぱが絨毯のように境内の中を彩ります。
取手八坂神社へのアクセス
取手駅からは徒歩12分。少し歩きます。隣は取手市立図書館です。アクセス方法やお正月の臨時駐車場については、神社さんのHPをご覧ください。
所在地:
〒302-0005 茨城県取手市東1-2-9
通り沿いにはこちらの看板が目印として建っています。
八坂神社の裏手には日本一のバスリバー利根川が流れている
神社の裏手すぐにはバスリバーとしても名高い利根川が流れています。かつて、ここは「小堀の渡し」として往来する旅人たちの渡し船があった場所でした。取手は、江戸と水戸・東北を繋ぐ宿場町として栄えていたわけです。
現在は、取手市の観光資源として渡しを行っている時期もあるようです。(年末はやっていませんでした)
神社のすぐ裏手なので、河川敷を眺めてみるのはいかがでしょうか?広いですよ利根川は!
甘いものは和菓子の伊勢屋へ
取手の美味しい和菓子屋さんと言えば伊勢屋さんであることを知らないなんて、関東のバスアングラーとしてあなたはまだまだですw
何しろ、こちらはH-1グランプリプロデューサー・鈴木美津男さんのお店だからです!
実はこの「バス釣りの御守」を企画として八坂神社さんに持ち込んだのも鈴木美津男さん!霞ヶ浦、利根川、印旛沼、牛久沼といったバスフィッシングフィールドにも近く、多くのバスアングラーが通るこの取手に名物となる御守を作りたかったんだそうです。
宮司さんも、磯釣りが好きな釣り人と言うことで想いが合致。2018年の年初を飾る御守がお披露目となったわけです。(デザイン等ではご意見をかなりしたみたいですwヒレの位置とか。)
大会だけじゃなく、地元の名物作りにも参画しているとは…プロデューサーっぷりはH-1グランプリだけじゃありませんネ!
和菓子の伊勢屋さんは駅前にも店舗があるからお近くによられた方は是非とも、鈴木さんの作ったお菓子を買って帰りましょう。嗚呼、日本茶が飲みたくなってきたぁ~
◆「取手・伊勢屋」(食べログに飛びます)
取手駅からすぐには老舗の釣具屋「一竿堂」
取手駅東口から徒歩5分のところにあるのが一竿堂さん。H-1グランプリにも冠ショップとして長年協賛されている釣具屋さんです。
2015年には50周年を迎えた老舗で、記念のペア大会に出場してきたのは良い思い出です。
霞ヶ浦、利根川でバス釣りをするアングラーで知らない人はいないプロショップですよね。取手八坂神社に行かれた際は、訪れてみる価値大ですよ!
さてさて、これで2018年も安全に。そして、大きな魚をいっぱり釣れちゃいますね・・・!シーズンインしたら、みんな取手八坂神社のお守りをつけていたりして!?