【牛久沼2017たまや大会7月ノリーズ杯しだるまレポ】真夏の沼はカバーでドーーンッ!

2017牛久沼たまや7月大会
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ひたむき!まえむき!いばらき!牛久沼!

休場となった稀勢の里関の出身地と言えば茨城県牛久市。僕にとって茨城県と言えば何といっても牛久沼です。

初めて買った本格的バスロッド「ノリーズロードランナー・アウトバック630MH」を片手にバス釣りをしに行った想い出の地もこの牛久沼なのです。

身に危険を感じるほどの猛暑の中、久しぶりに牛久沼で行われた、たまや大会に出場してきました。ここ2カ月間は、神奈川県津久井湖だの、千葉県亀山ダムだのに浮気していましたがやっぱりホームは落ち着きます。(世界のケンワタナベさん…浮気謝罪会見していましたね…)

そして、結果からすると「ひたむきに」「まえむきに」キープキャスティングを心がけましたが、本当に久しぶりのノーバイトを味わいました。嗚呼、牛久沼に帰って来たなと実感することしかり。

牛久沼201707

しかし釣ってくる人は釣ってきます。優勝はまたもや!レジェンド高橋さん!驚異の4キロオーバーでぶっちぎりの大勝利です。

狙いや釣り方など、釣ってきた人たちとホゲた僕との明らかな『差』がわかったのでそこを含めて記録としてレポしておきます。(釣っていないのにブログを書くのは結構つらいのよ。男はつらいよ。)

ゲストは伊藤巧プロ!ノリーズカップとして開催!

伊藤巧牛久沼

現代バス業界で人気実力を兼ね備えたバスプロのひとりノリーズ・伊藤巧プロが、忙しい中、たまや大会に協賛&ゲスト参戦してくれました。

ノリーズは、「ノリーズ主催」として牛久沼でノリーズカップを開催もしています。田辺さんも牛久沼に来てくれたりして満員御礼の大人気大会となっています。

そして、今回は「たまや主催」のいわゆるローカル定例大会にノリーズさんが協賛してくれました。巧プロは単身で、ゲストして参加してくれたカタチになります。うれしいじゃないですか。

牛久沼たまやノリーズカップ

牛久沼もロードランナーユーザーが本当に多いフィールドです。僕もこの日は、760MH、HB630M、HB630Lなどを持ち込みました。独特のもっちりブランクスは、良く曲がり投げやすいロッドです。改めて使い込みたいロッドたちです。

ロッドブランドについては、いろいろと浮気気味だけどまぁまぁノリーズなのですよ。

猛暑の牛久沼に皆、苦戦!

【2017年7月16日(日)牛久沼たまや大会】

天気:晴れ時々くもり

気温:28℃~36℃!!!

水温:28℃~32℃

風:ほぼ無風…午後少し風が吹く

水質:マッディ

とにかく暑かった!低湿地帯で釣りをしているので暑さがこもります。暑さ対策バッチリのアングラーばかりだったので熱中症でのダウンはなく試合は開催できました。さすがです。

暑さ対策については、水筒を新規で購入するなどいろいろと対策を練りました。さらにいろいろと買ったりしたのでその辺はまた追加してブログに書きます。

ハス激減…ここ数年の風景が変わる

牛久沼のハス

2017年7月牛久沼たまやボート前のハス

釣りにも影響が出ることと言えば牛久沼湖面の風景がガラリと変わりました。それはハスの激減。これまでは、とんでもないハスが繁茂して釣りビトの浸入を阻むものがありました。

2015年ハスだらけの牛久沼

2015年7月の牛久沼・・・ハスのジャングル!おそらくこの年がハスの生育のピーク・・・

植物の植生は本当に不思議なものでかなりの面積のハスが失われました。西谷田川細見広場、東谷田川茎崎橋上流はほぼほぼハスがなくなってしまいました。

そのハスの中を攻略していたアングラーもたくさんいたので、2017年の夏から秋にかけての攻略方法は例年とは変わらざるを得ないわけです。

ノーバイトに終わった僕自身の戦略は…

夏場です。水温も日中は30℃を超えるトロトロの状況。晴れ・・・「少しでも水通しが良いところ」「形成されたシェード」を狙うべく僕が選んだのは、沖よりのオダやクイたち。

牛久沼上流

たまや大会ローカルルールの最上流部のひとつ。東谷田川のボウジ橋まで行ってみました。水の流れがあればチャンスかも!?と思っていたのですが不発。しかし、優勝した高橋さんはこの近辺で水も流れをキャッチしてサカナを手にしていました。

朝方は巻きを含めて、日が高くなってからはフォールベイトなどで探っていったのですが不発。沖の障害物にサカナいたかもしれないのですがフォールするルアーに反応はなかった…

上位陣のストラテジー

真夏のたまや大会。44人が出場してウェイインした人数は13人でした。ウェイイン率は29%。狙いがハマッタ人たちはしっかりと釣ってくる大会となりました。何度も言うけど僕はノーバイトでフィニッシュでした。

表彰式の司会は伊藤巧プロがつとめてくれました。日本各地のインストアイベントやセミナーなどでもひっぱりだこなだけにまわすのが上手い!

釣具のブンブン店員千田選手

8位入賞の千田選手とトーク。千田くんは釣り具のブンブン柏店で働いているから行ってみてね。

10位に入ると軽く自分の釣り方などをトラメガでがなることができます。ザッツローカル大会。

それではお立ち台のお三方の釣り方です。

3位:2680g 谷口選手

牛久沼7月

牛久沼選手会長の谷口さんが3位に。前週もプラクティスに入っていて当日にアジャスト。西谷田川の住人である谷口さんは『水のイイトコロ』だけをまわってきました。

水が異常な高温でトロトロになってこの日は、少しでも水に動きがあるであろうところを狙った人が結果を出してきましたね。

使用ルアーは、3インチファットセンコーや5インチカットテールのネコリグなど牛久沼のフィネスマスターらしいルアーを駆使してのウェイインでした。

2位:2710g 野村選手

牛久沼野村選手

2015年のたまやAOY!の野村さんが準優勝。なんとネコリグにザリガニが釣れきて、そのポイントで立て続けに2本の魚を獲ったそうです!ルアーはドライブカーリーの0.9gネコリグ。

ポインとはキャノン西側のアシギワ。おそらく、アシえぐれで落ちて来るザリガニを狙っているバスを喰わせたのではないでしょうか。こうした直感って大切ですね。

1位:4380g 高橋選手

マイリマシタ!

またもや持ってきました!猛暑の牛久沼で…3本リミットの大会でひとりだけの4キロオーバーを達成です。なんか見慣れた風景になってしまっていますがこれ、フツーじゃありません。

エリアは茎崎橋のさらに上流。カレントができている水門を発見していて、その周辺で立て続けに2本のバスを手にしたそうです。

釣り方も非常に繊細で、リグを底に着けてしまうとバスが驚いてしまうので、落とさずにアシなどにラインをひっかけてシェイクをすると言うハイレベルな釣り方をやってきました。亀山の虫パターンのテキサスリグ版とでも言えばいいのか…

エスケープリトルツインカバードーン

ルアーは『牛久沼のエサ』と称されるエスケープツイン・・・の弟分のエスケープリトルツイン。しかも、カラーは伊藤巧シグネチャーカラーの「カバードーン」!田辺さんもニヤリの結果ですね。

高橋さんは猛暑の中でのサカナのケアにも長けていて、水温を低くしたり、釣りの最中はクーラーに水にぬれたタオルをかけるなどサカナを大切にしています。ただでさえ、バスがいない牛久沼。見習いたい。

高橋さんのブログもあるので必見ですぞ。H-1グランプリ亀山戦は無念の欠場となった高橋さん・・・最終戦の牛久沼・・・今年もあるんじゃないか!?

参考:伊藤巧プロの戦略とは!?

伊藤巧プロ牛久沼

伊藤巧プロのとなりはうれしい初ウェイインのモストヤングアングラー金澤選手。巧ファンなのでうれしそう。

巧プロも参考さながら4位相当である1770g(2本)をしっかりと釣ってきました。解説は↓↓巧プロのインスタグラムに詳しく書いてありますネ。写真…モーターガイドの伊藤さんがファイト中の撮影に成功すると言う奇跡。カッコイイね。

水温が30℃を超えるとバスもショートバイトになることをしっかりと読み切り、タックルセッティングとエリアを合わせての釣りを展開するのはサスガ。

バイトが弱いと言えば、この日はハードベイトで釣ってくるアングラーはゼロだった。さすがに、この暑さと晴れ間では巻きモノにバスたちも追い切れずでしたね。

どんなに忙しくてもSNSでのお知らせ、アピールを忘れないところは現代プロアングラーとしてはサスガです。Twitter、インスタグラムなどでの活動も盛んだしファンもいっぱい。

https://twitter.com/takumi_no_oheya/status/886574594999468032

大会の表彰式に遊びに来てくれた巧ファンも!こうした、地道な各地での活動がノリーズファン獲得のベースになっているんだろうなぁ。(しかもこのお2人は、茎崎橋のあたりでちゃんとバスを手にしていたからスゴイ。こちとらノーバイトだったのに…)

牛久沼たまや大会は、来るもの拒まずのオープンローカル大会です。エレキスタイルのトーナメント入門場所としては、入りやすいところなのでチャレンジしてみてはどうでしょうか。たまやのオヤジさんも頑張っていますんで是非!

 

 


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牛久沼を拠点に関東各地のバスフィールドを巡っているサラリーマンアングラー。牛久沼たまやサンデートーナメント、H-1グランプリ等に参戦中!出没フィールド:牛久沼、亀山湖、新利根川、相模湖、津久井湖、将監川、利根川…等々