真夏の水辺で遊ぶ僕らを悩ます存在と言えばアオコ・・・これは、釣りにとって敵なのでしょうか。それとも味方なのでしょうか。
関東のリザーバーを覆うアオコ
アオコは水中の植物プランクトンが大増殖をしたもの。それそのものが人体に害があるわけではないようですが、時として悪臭を放つことがあって気分が悪くなる人がいるそうです。
緑色に染まった湖はいかにも釣れなさそうですがこの中でも不思議なことにサカナは釣れます。大学生のころ…とあるお堀で釣りをしたことがあるのですが水域全体が真ミドリに染まったアオコ地獄と化していたのですがその中でもバスは釣れました。
どうやら、ブラックバスは相当に水質悪化にも対応能力は高いらしく、こうしたアオコの中でもしっかりと呼吸をして捕食活動を行っているようなのです。
と、いう事で全面がアオコでもあきらめてはいけない・・・と今でも思っています。なかなかに結果はでませんが。
亀山ダムのアオヤロウ
亀山ダムで夏になると発生するのがアオヤロウと言われる小さな円盤状の植物群。これらは浮草の一種で、厚みはあるものの水中を漂っていることは少ないようです。そのため、この下にはバスがちゃんといてそのサカナを狙ってとってくる人たちもいたりもします。
釣りビトへの害はタックルが汚れること
ご覧のようなアオヤロウやアオコの中で釣りをするとリールやラインなどが猛烈に汚れます。こうした汚れに備えて、クルマ用のコーティング剤などをロッドなどに事前に塗っている人もいるみたいですね。
あまりにも汚れるとやっぱりラインの巻き替えなども行うので、そう思うとやっぱりアオコは釣りビトにもあまりいいことはないのかな・・・
汚れても大丈夫なくらいの釣果をアオコやアオヤロウが約束してくれることはあるのだろうが・・・しばらくアオコが覆う時期が続きそうだから検証していきたいと思います。