台風18号が近づいてきている2017年9月第二週・・・
【台風急カーブ 本州も影響恐れ】台風18号は12日午後3時現在、沖縄の南にあって「強い勢力」で石垣島や宮古島にかなり接近し、急カーブして本州付近に進んでくる可能性が出てきた。週末以降は広い範囲で大雨の恐れ。 https://t.co/9NDZN9zRmJ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 12, 2017
中国大陸に向かっていたかと思いきや突然の急カーブを描いて、日曜日には本州に近づいてくる可能性があると言うではありませんか!
日曜は、牛久沼たまやボートにて定例大会があるのですよ。しかも、終了後は9月大会のお楽しみのBBQもあったりすので出場アングラーたちは戦々恐々としているわけです。
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■目次
台風のあとは釣れる!?
18号がやってくるのはまさに日曜日ではありますが、釣りビトたちの間で都市伝説的に語り継がれているのが・・・
「台風のあとは釣れる」
と言う通説です。
大荒れの天気真っ最中は釣りどころではありません。水辺はまさに命を失いかねない危険地域と化します。ボート屋さんはお休み。家で、DVDでも見て英気を養っておいた方がいいと言うものです。
ところが台風や、近年の日本を襲う豪雨…この後のフィールドで爆釣劇が巻き起こったと言う話がチラホラと聞こえてくるのです。
台風の影響による濁りがキーになっている!?
台風・豪雨と言うと、土砂の流入によるドチャ濁りが定番です。およそ、魚がその中で捕食行動を起こすとは思えないようなドチャ濁りの中で魚が釣れると言うわけではないのですが…しばらくして生じる濁りとクリアウォーターの混ざり目あたりでサカナの活性がドンッと上がることがあるようなのです。
関東でその結果が出たのが、タックルアイランドが行っている2017年8月20日に行われた相模湖戦です。トーナメントレポートの冒頭にもあるのですが…
カラ梅雨の為、大きく減水していた相模湖も、台風と8月に入ってから東京地方での連続20日雨という天気の影響でほぼ満水に回復した。増水と、どちゃ濁りと、流木などのゴミという状況の中、第5戦は開催された。
とあるように、連日続いた夏の雨の中でそのスキマで行われた晴れ間の大会だったのです。タフレイクとして有名な(失礼!)相模湖で上位6名が3キロオーバーを持ち込んだ相模湖史上でも有数の釣れた一日でした。
そして、その数日後に相模湖を訪れたのですがその時のフィーバーっぷりはピタリと無し。ボート屋さんのお話によると、大会後の月曜もフィーバーか!?と思われましたがそれもなし。
大雨や長雨~~~ピタリと止んだその瞬間!
がもしからしたら、それまで活性が低く捕食活動が鈍かったバスたちにガツンとスイッチを入れるタイミングなのかもしれません。
昔から渓流釣りだったりすると、濁っていてもサカナは釣れてしかもエサは「キジ=ミミズ」が良いとされていたりします。
泥水によって流されてきたミミズをイミテートする意味もあるだろうし、濁りの中でも動きが出るミミズが釣れるのかもしれません。
水が動いた時、それは歴史が動く時かも
魚が釣れるタイミングと言えば『水が動いた時』も上げられます。台風や大雨は、それまで淀んでいた水を攪拌する作用があります。
時としてそれはターンオーバーなんて言われて、そこのゴミ類を巻き上げてしまうことからサカナを黙らせてしまうなんて言って忌み嫌われることもあります。
ただ、それまで鎮静化されていたフィールドの水を動かすことはそこに生きている生物たちに新鮮な水と酸素供給する作用があることも忘れてはなりません。
ベイトの動きも変わる
大雨の時にはベイトフィッシュの動きも変わることが想定されます。
それまで、深いところにいたベイトフィッシュたちが巻き上げられたプランクトンなどを求めて浅場に集結することがあるかもしれません。
もしくは、荒れた沖から逃げるように少しでも落ち着いたシャローエリアや、岸際のくぼみなどに身を寄せるかもしれないのです。
そして、それを狙うプレデター・・・がバスであることは言うまでもありません。
台風通過後の17日~18日にもしかしたら…
と言うわけで、台風通過後にもしかしたらもしかしたら爆釣劇が演じられるフィールドが日本のどこかに出現するのかもしれない・・・と妄想を膨らませています。
台風直撃時は、釣りになりませんから水辺に近づいてはいけません。増水していつもより流れが急になっている河川に足を踏み入れるのもおススメはできません。
だがしかし、少し落ち着いた様子になって釣りができるようにその釣り場がなっていたとしたら…タックルを持ってフィールドに行ってみるのもいいかもしれないのです。
・・・で、日曜の牛久沼の天気はどうなのよ!?そこもかなりキニナルわけであり・・・
追記:2018年は稀にみる台風の当たり年に…
被害が出てしまっているので台風には「もう勘弁してくれ!」としか言いようがない状況となった2018年の台風シーズン。
こちらを書いている現在、台風24号が勢力をそのままに本州へ上陸することが予想されています。各地で予定されていた釣り大会も中止にするところも。
【台風情報】29日(土)3時現在、大型で非常に強い台風24号(チャーミー)は、沖縄の南を北上しています。慶良間(けらま)空港では最大瞬間風速48.4m/sの暴風が観測されました。台風は遅い速度で沖縄付近を通過した後に速度を上げて、明日から本州を縦断する予想です。 #台風24号 https://t.co/115VdohyRf pic.twitter.com/5LrCYIbzL0
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 28, 2018
台風の大きさが規格外になってきています。
釣りを楽しむのは台風が来る前に!そして、しっかりと去ってから…ですね。(当然か)