バス釣りフィールドとしての牛久沼の人気がにわかに復活しているのでしょうか!?H-1グランプリから一週間と経たない2017年10月15日(日曜)の茨城県牛久沼に42名もの太公望たちが集結しました。
速報即日版はすでに記事にしていましたが、こちらは詳細になります。雨で冷え込んだ10月の牛久沼やシャローフィールドでの釣りの参考になればと書き綴ります。
■目次
10月の牛久沼たまや大会はカスミデザインカップ
「ピンコストレート!」「エビチュー!」「ノンスタックジグ!」等々…個人的にネーミングセンスが大好きなブランド『カスミデザイン』さんが冠協賛となって牛久沼たまやボート2017年10月大会が開催されました。
朝のご挨拶はカスミデザイン『牛久沼ピンコマニア』ことオカモトさんがご担当!昨年は、カスミデザインの『ボス』ことカノアツさんがいらっしゃっていただけたのですが、この日はWBSのクラシックが開催されていてそちらでMCをするとかでこの日は牛久にはいらっしゃらず…数人のカスミデインナーたちが派遣されたのです。
マッディシャローフィールドに特化したルアーを多数リリースしているブランドだけに、牛久沼に協賛していただけることはありがたいことです。
雨と冷え込みの10月大会に!
2017年10月15日(日曜)
天気:雨時々くもり
気温:14℃~20℃
水温:18℃~19℃
風:弱く
天気予報では「11月中旬から下旬の寒さに」と言うコンディションとしては非常に厳しい雨の牛久沼となりました。救いったのだは早朝の準備の時間だけは雨が止んでいたことでしょうか。
アングラーたちはカッパを着込んでのスタートとなりました。僕も、カッパはもちろん防寒下着も着込んでのほぼ冬のスタイルでのぞみました。それでも秋対応のウェアでしたので、ずっと雨に濡れての釣りだったので大分カラダは冷えましたね。寒さが体に慣れていないのはかなりキツかったです。
釣りはタックルはもちろん、アングラーの精神力を維持するための防寒対策も重要になってきます。その辺の冬の釣りへの備えについてもブログでUPしていきますのでよろしくお願いします。
大会中の写真は…なし!(白鳥のみ)
試合中に写真をバシバシと撮影するのがこのブログの強みであり特徴でありますが…この日は雨と「釣りに集中する!」ことを心掛けているので試合中の写真はありません。
あ、白鳥は撮影していたのだった!
バスプロの釣りをマネするのはあれですが、勝利への執念と言いますか、釣りの最中は釣りに集中することをこの日の目標にしたのです。なので、移動中のスマホもやめて釣りに集中しました。キャスト数もちょっと増えたかな!?
牛久沼のバス釣りウマさんたち!上位陣のストラテジー!
この日の参加人数は42人。ウェイインは16人でウエイイン率は38%。
冷え込みが影響してか、キロオーバーを記録したのは4位以上だけ。なかなかに厳しい結果となりました。
さて上位陣の結果を見ていきましょう。
3位:1080g 生江選手
ナマローブログの生江『氏』が3位に食い込みました。今季初の入賞です。ウレシー。
メインエリアは西谷田川。H-1の結果を見て、小さいけれど魚は必ず釣れると言う自信をもって、西へと船を走らせました。ただし、ルアーはワームを使用。どうしても使いたかったワームがいくつかあったので『使いたいルアーに合わせて』の釣りを展開しました。
バス釣りは本来は、その日の状況に合わせていく釣りなのですが『使いたいルアーに合わせる』~そんな日があってもいいじゃない!というそんな釣りを展開しました。
釣れたルアー①ウイニングクロー
ごちゃついたところに入れ込んで一本をとりました。
爪の先は切らずに波動強めのセッティングで…それでいながら丁寧な誘いを入れての釣りを展開しました。
釣れたルアー②スリムセンコーのワッキー
どうですか?牛久としてはかなり繊細なセッティングのワッキーリグで小さいのを一本。もう一匹かけたのですがボート際でバラシました。ネコリグの釣りはデカイのは釣れないのですが、小さく刻むにはありな選択肢と言えますね。
ゲーリーのスリムヤマセンコーは自重もあるのでキャストもしやすく、これからの手数として加わること間違いなしです。
2位:1380g 谷口選手
リミットメイク果たしてきた「会長」こと谷口『氏』が準優勝。それこそ、繊細なカットテールワームでのカバーネコフィッシングで5バイト5フィッシュと言うパーフェクトゲームを組み立ててきました。
水曜にもプラクティスに来ており、タテストにしか反応しないことを見つけていました。やはり練習はものを言います。
1位:1950g 横井選手
牛久沼最強アングラーの一角である横井さんが今シーズン初優勝。
牛久らしいブタバスを①匹だけもちこみ横井『氏』が優勝をかっさらっていきました。
横井さんは2016年の牛久沼AOYとなった凄腕。特に、2016年の8月、9月、10月の怒涛の三連勝はもはや伝説なっているレベル・・・今回も、昨年と同様、横井さんらしい強気な釣りでのビッグバスゲットとなりました。
牛久のデカバスにはこれなのか…10過ぎのたまやボート前のハス中で引いた「コブラチャター&スイムセンコー」の組み合わせで一発ドカンというわけですよ。
他にもついているルアーをみさせてもらいもらいましたが、どれも『波動系』の引っ張ってくる釣りを主軸に置いたストロングスタイルが横井さんの信条なのです。カッコいいじゃないですかぁ。
カスミデザインさんからインサイドボーラーなどをいただきました!
優勝した横井さんいはカスミデザインさんから『詰め合わせセット』が贈呈。H-1グランプリでも使えそうなスケアブローウッドなどナイスなルアーがいっぱいでしたよ。
みんなほしがっていました…射的の景品みたいだ!
僕はインサイドボーラーとノンスタックジグをいただきました。インサイドボーラーがどのような動きをするのかがキニナル。H-1グランプリに向けて使ってみるぞ。
なお、冒頭でご紹介させていただいたカスミデザインさんスタッフのオカモトさんもしっかりと魚を持ってきており6位でありました。ルアーはスケアブローウッド!自社ルアーで釣ってきましたヨ。
年間レースは高橋選手が首位を維持
もはや伝説のアングラー・・・
H-1グランプリ三連覇の高橋選手は苦しみながらも、サカナはしっかりと持ち込んできていました。サスガすぎるっ。牛久沼たまや大会はポイント制を採用しているので釣ってくるのと釣ってこないのでは雲泥の差が出てしまいます。こうして、ウエイインするのがいかに大切なことか。
はい。そんなこんなで雨の牛久沼はなかなかに渋かったです。ですが、これだかのアングラーが集まる牛久沼はまだまだ健在です。
そんな牛久沼たまや大会はオープン大会ですので、腕を磨きたいあなたの参戦をいつでもお待ちしていますよ。