2017年10月29日現在…台風22号が関東地方の南を通過しようとしています。関東のバスフィッシングフィールドである茨城県各地には大雨洪水警報が発令。台風21号が通過してからも増水していた利根川・霞ケ浦水系がいったいどうなるのか…バス釣りを楽しむアングラーにとっても現場がどのように変化するか気になることろです。
(災害レベルはやめてほしいですね。もう来ないでほしいです。)
台風通過後のバス釣り
台風通過直後のフィールドは、川が増水するなど危険がともなう可能性があるためもちろん釣りをするのはNGです。しかし、少し水が落ち着いてきたタイミングで魚たちによる好反応が得られることがあると言われています。
考えてみれば、台風真っ最中は水がぐちゃぐちゃになるし、身を動かさずにじっとしているのが吉とでることでしょう。ババ荒れの水の中で積極的に魚たちが餌を捕食しているとはちょっと考えにくいところもあります。
風で巻き起こっている強い水流と強い濁りの中では相当に活動的でないと魚は動けないでしょうし、ベイトフィッシュたちも動きをひそめていることでしょう。
台風や大水はサカナたちを飢餓状態にして「お腹を空かせた状態にさせている」と僕は考えます。ですから、嵐の後の落ちついたその瞬間にチャンスがあることは確かだと思うのです。
雨の後は強いカラー!?
さて、大雨の後のフィールドに繰り出したことがある人ならわかるはず。「ドチャ濁り」「カフェオレ」「アマゾンだった」・・・などと言われる濁り水のフィールド。
一見、絶望ともとれる心境になってしまうのですが、この水の色をどのように攻略するかがまた釣り人の腕の見せ所というものではないですか。
ルアーそのもののについての話は、ここでは置いておいて、濁り水の中でのカラーセレクトを考えてみたいと思います。あなたは濁った状態のフィールドを目の前にしてどんあ色のルアーを選びますか?
僕は、普段の平常時には出してこない、「強い色」を選ぶことが多いです。その中でも濁りと言えばこのカラーに手を伸ばします。
ノリーズエスケープツインの『タナベセレクト』!です。
自然界におよそ存在はしないであろう真っ青なカラーをしたエスケープツインです。
「これはどうみてもサカナはルアーのカラーを認識できていないでしょ」と言うくらいに濁った水の状況でこのカラーを選んだところ、他とは異なる反応が出たことがあります。経験則から、濁り水の時に手を出すカラーです。
普段は、いたって普通のナチュラルカラーを選ぶ人間なのですが、濁ったときはこうしたビビットなブルーカラーや真っ黒なブラックカラーを選ぶようにしています。シルエットがやはりナチュラル系のカラーとは違うのでしょうね。
田辺さんの理論でいうと「強い色」です。天候の変化によって出しどころは必ずあるカラーです。しょっちゅう作る色じゃないから、好きな人によってバンバン買われてしまうカラーのひとつですね。使わない人は使わない色でしょうし…万人受けする色見ではありませんネ。
派手カラーも忘れずに
難点は『忘れてしまうことがある』と言うことです。
ど派手カラーや、普段は使わないカラーは信頼こそあれタックルボックスに常に入れていないことがあります。実際、釣り場に行ってみて「あ!濁っているじゃないか!…あれ…タナベセレクトは…家に忘れてきちゃった!」なんて言うことがあります。それだけインパクト系カラーと言うものは僕の中では緊急登板的な存在なのです。
こうして、持っていく道具やルアーが増えて重~~いタックルボックスのできあがりとなるわけですね。さて、濁り水がまだまだ続きそうなの関東地方・・・カラーセレクトが釣果に影響を及ぼす秋になりそうですね。