大迫半端ないって!ブラックバスも半端ないって!
そう思わざるを得ないほどに、バスと言う魚は何でも食べる悪食なサカナだと思います。あなたのホームフィールドのバスたちのメインベイトは何ですか?
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バスが食べているものに合わせる釣り
バスが実際に食べているエサ(ベイトフィッシュ)を意識した釣り方を最近は展開しています。
先日の亀山ダムで言えば「ワカサギ」「オイカワ」「ワタカ」「モエビ」「ギル」「虫」をバスたちは確実に捕食をしています。考えてみるといろいろな生物がエサになっていますね。
アメリカだと、鳥を食べているバスを狙う「ブラックバードパターン」もあってトップカテゴリーで優勝に絡んだりするパターンになっています。
朝のフィーディングでは、釣り方はもちろんですが「どんなサカナを追いかけているか」をチェックするのもアングラーの務めです。血眼になってルアーを投げているだけではダメで、実際に追いかけているベイトのサイズや形などをじっくりと観察するようにしています。
渓流釣りにおいて、それは顕著で、ヤマメやアマゴは特にセレクティブ。エサにして針に付けたピンチョロの足がとれているだけで口を使わないなんて言う釣り師もいるほどです。
それほどまでに、食べているエサに合わせていく作業って大切なんですね。
亀山ダムでのカニパターン!?
ライブウェルにバスを入れておくのですが、バスたちはストレス?のためか、消化のため?なのか、捕食したモノをよく吐き出します。先日のレジットデザインオーナーズミーティングで入れていたサカナが吐いたものは何と…
カニ!蟹でした!おそらくはサワガニ…ライブウェルの中には甲殻類の殻がたくさん吐き出されたあとが…
そういえば、小さな流れ込みの近くで釣った魚だったので、いかにもサワガニがいそうなところでした。サワガニは小魚よりも動きが鈍いですからね。捕食しやすいし、味もよさそうです。(珍味としても有名ですね)
牛久沼でのメインベイトであるザリガニをバスはよく吐きます。もしかしたら、バスは堅い殻を消化できなくて、ある程度消化をしたら吐き出しているのかもしれませんね。
バス釣り野郎には意外なのですが、海釣りではカニはよくあるエサセレクト。ルアーもあったりしますし、エサもあります。亀山ダムの流れ込みに入れてみようかな。釣れそう!?
ベイトフィッシュパターンだけじゃない
一方でいかにも「エサっぽくない」ルアーで釣れるのがバスと言うサカナの面白みでもあります。
ビッグバドや巨大な羽ものに関して言うと「エサ」?として食っているとは思えないのですよね。興味?威嚇?といった別のスイッチがサカナに入った時に釣れるのです。
クランクベイトなんかも、エサを意識はしてはいますが、サカナが食らいつく時は特に考えてないと思うのです。
一方で、前述したフィーディングパターンのサカナは、じっとルアーを見に来てプイっと「見切り」をしたりします。これは確実に「エサじゃない。偽物だな。」と判断していることがわかります。
ワームは七変化ルアー
サワガニを捕食しているとわかった今…ワームに対する使い方が変わりました。
時に「落ちてくるザリガニ」「泳ぎ回るオイカワ」「ぼーっと泳ぐモエビ」・・・そして、「流れ込みから水に入ってきたサワガニ」をイミテートすることがワームにはできます。特に、ワッキーリグとかで。
人間の意識をその場所にいるベイトに合わせることで釣果アップを期待している夜なのでした。
大迫半端ない→ブラックバスも半端ない!と思いまして・・・