2018年9月末に発売されるBasser誌がクランクベイト特集と言うことで、クランカーの皆さんは発売を楽しみにされているようですね。僕もそうです。今シーズンもクランクベイトでメモリアルフィッシュが獲れましたし。
そんなわけで、グググッとクランクベイト熱がたかまっているのでそんな記事をエントリー。
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メジャー&インディーズ…ルアーメーカー
そんなクランクベイトですが、いわゆるインディーズ系メーカーがたくさんあります。音楽業界で言うと、日本音楽協会に所属?しているレコード会社がメジャーレコード会社だそうです。
制作、CD製作、宣伝、販路販売などが一括して整っていているのがいわゆるメジャー。インディーズは、小さい会社で販路なども小さめにやっているところ…のようです。(WEBが発達してその境界線はあいまいになりましたが…)
でもって、ルアーメーカーにも、いわゆるメジャーメーカーは、大きな販路が確保され大量生産されたルアーを大型販売店などで買うことができる…と認識しています。(ダイワ、シマノから、メガバス、デプス、ラッキークラフトetc…とか…)
一方で、トップウォータールアーをはじめとして、個人商店でルアー制作をしているビルダーさんたちがたくさんいるんですよね。これがいわゆうるインディーズルアーと言われていて、濃ゆいハードベイターアングラーたちはこっそりと⁉インディーズルアーを買ってはお試しをしているのです。
先日の牛久沼でも、MPBやスキルフルといったインディーズ系ルアーが活躍していたものですから、ストックボックスに眠っているインディーズ系クランクベイトをちょいとひっぱりだしてみたりしました。
KTW
H-1グランプリが事実上スタートしたのが2011年。そのころまでは、知らない世界だったのがインディーズクランクベイトの世界。その中で、当時、KTWスナブノーズなどのクランクベイトが僕の周囲では大ブームに。
牛久沼はもちろん、印旛沼とかマッディシャローでは大活躍してくれました。そして、時を経て2018年の牛久沼でも大きいのを試合で連れ来てくれました。
カワイイペイントとは裏腹に、どうにもこうにも釣れるので、2011年~13年くらいはこればかり投げていた記憶があります。補修しながら、今でも大切に使っている実戦用クランクベイトです。
mibroブランドでその後に、インジェクションルアーをリリースされましたがそちらも、釣れるルアーなので使っていますが…やはりこの木製ルアーの温かみがいいんですよね。
モリケンスピードバイト
H-1グランプリのマスターズカップでかつて3位入賞できた思い出のルアーがモリケンスピードバイト。(モリケンさんもH-1の初期にはレギュラー参戦していた。)
ドクターナイトは日本のフィールドにベストマッチしたサイズと水深を泳いでくれるので『ここぞ!』と言う時に大活躍。
多くのバスプロたちもコッソリと使っていることでも有名なインディーズブランドです。
生産量も限られているし、なかなかお値段もするので、太目のラインでもって釣りをすることをおススメされます。
寒い時期にファンが集まるモリケン大会には2年ほど参加させていただいています。
MPB
モンスターパニックバイト!ことMPBの櫻井さんはH-1にも出場している気鋭のルアービルダー。クランクベイトを軸に制作を続けている、実戦型のインディーズルアーメーカーです。
ウッド素材のクランクベイトをリリースしてきましたが、先日、牛久沼にてお披露目されたのはなんとインジェクションルアーでした!
なんとギルルアーなのですが…これがまたコンセプトが他のルアーにはないものがありまして…使うのが楽しみなのですよ。
なお、MPBさんとともに牛久沼で協賛していただいたモンキーブレインベイツさんも大人気!…なのですが、MBさんのクランクベイトを持っていない!のを思い出しました。買っておくべきだったな…
開発クランク
サイズを問わず釣れちゃうフラットサイドクランク!であると思っているのが開発クランクさんのチップ!多くの関東アングラーが使い込んでいる名作です。
個人的には、ちょっと深く潜る「Dチップ」でブレイクを探るのが好き。
ちなみに「開発」とは「クランクベイトを開発」するからだと思っていたら、ビルダーさんのお名前なのです!同じく、H-1戦士として初期から大会に参加されているのが開発さんでもあります。
江戸物
読み方はエドモン!
ハードベイトオンリーの釣り大会「鋼派」を主宰しているエドモンさんのところのルアー。アメリカのバスプロもシークレットベイトとしているとかで噂が駆け巡ったルアーであります。
フラットサイドルアーですが、押しが強めのルアーでマッディでこそ活きてくる力強さが特徴です。「爆」とか「臨」とかクランクへのネーミングセンスも他にない感じ。
↑ですが、画像下の『坊』はぷりぷりと動いて、小さなバスたちと遊ぶこともできるルアーです。
鋼派は来年で一区切りとなるようですが、H-1とはまた別のアングラーたちが集う大会で楽しいんですよね。
スキルフル(スコブルクランク)
牛久沼の8月大会でウィニングルアーになって思い出したようにボックスを探ったら結構、持っていました。スキルフルさんところのルアーを。
発砲素材を使っているのが特徴的で、巻いてみるとやっぱり木製クランクとはよっと違う動きとレスポンスをみせてくれます。発砲素材は、巻けば巻くほど削れてくるので、そこまではまだ使い込んでいない自分に喝ですな。来シーズンはガンガン巻こう。
なお、スキルフルさんは九州を拠点として生産を行っています。KTWさんも九州が拠点ですから、九州は意外とインディーズクランクベイト王国なのかもしれません。
ニシネルアーワークス
拠点はカナダ…ビルダーたちからの尊敬も集めるニシネルアーワークスさん。
クランクベイトに止まらないで、幅広いハードベイトを作り続けているメーカーさんですね。
ファットブルシリーズは、アシ中やハス中を引いてきてもネガカリづらく、春の牛久沼でもよく巻いています。
今年は、チッパワシリーズをリリースしたので大型量販店でもその姿をお見掛けすることが多くなりました。もはや、インディーズというくくりではないかもしれませんね。(もはや、区分けするのは違う時代なのかも)
いつでも!どこでも!買えるわけじゃないけど、コダワリの一品に魅せられたマニアたちが大勢いるブランドたちをでございました。
※インディーズのトップウォータールアーも一部、愛用しているのですがそこはまた別の日に…