赤坂弁慶堀は桜満開!
都心です。赤坂プリンスホテルが新しくなり夜にはお堀端がライトアップされる赤坂弁慶堀。春爛漫。満開の桜にスマホカメラを向ける人たちでそれはそれは一杯です。もちろん僕もそのひとりに。
※今回はスマホでの撮影です。一眼はさすがに通勤には重い・・・スナップ用カメラがすでにほしくなってきている・・・
釣り場としてボート屋さん管理している奇跡の都心フィールド。釣り大会も随時開催されていて、バスだけじゃなく、コイやフナ、大型のニジマスなんかも放流されています。
「ネクタイを締めたサラリーマンは昼休みの1時間でバスを釣ることができるのか!?」
という、おバカ企画をいつかはやりたいと思って数年。このボート屋の横を平日は毎日…毎日…僕らは鉄板の上で焼かれてやになっちゃうよ♪ってな眼をしながら毎日通勤を実はしています。
寒い冬も。暑い夏も。紅葉もキレイな秋もある弁慶堀でありますが、橋の上からお堀をのぞき込むのが大好きな季節が何といっても春なんです。なにしろ、ナイスサイズのバスの姿をサイトで眺めることができるからです。
弁慶堀のスポ―ニングバスを目撃せよ
赤坂プリンスホテルの真下。今じゃ、アクセス日本一を誇るヤフージャパンが入るビルの下に、デカバスが必ず陣取ります。通って3年目。必ずそこにバスがいるのです。
・・・いますね。立派なキロアップのバスさんです。スマホの望遠で激撮しました。
今までペアでいる姿は見たことがありません。前週の金曜にはいませんでした。土日が過ぎ、月曜の朝にはいました。一匹でじっとしていてあまり動かないから、ベッドを守っているオス♂であると思われます。
うーん。撮影はできませんでしたが、10メートルと離れずもう一匹、ベッドを守っているバスを確認!赤坂プリンス下の石垣の下はスポ―ニングエリアとして一番なのでしょう。
通常の釣り場であればバスたちが引っこ抜かれてしまうであるところを、弁慶堀はスポ―ニングシーズンは縄で石垣側を保護区域に設定。こうして、狭い水域ながら魚たちの産卵場所を守る努力をしているんですね。
「大潮」まわりで産卵はホントだね
週末は新利根川に行っていましたが、釣り上げたメスバスのお尻は真っ赤でありました。まさに「生まれる~~ッ」っていう状態だったわけです。
同じくシャローフィールドである赤坂弁慶堀のバスたちも同じ状態だったのですね。一斉にベッドイン。第一陣的産卵が行われたと言っていいでしょう。
釣り人はこの潮まわりを異常に気にしています。(釣り仲間のchckenrock55さんのインスタグラムより)バチヌケシーズンのソルトアングラーもしかりですね。空を見上げれば満月です。
こちらの潮見表からすると、大潮まわりの初日の前日。もしかしたら夜のうちに産卵があったのかもしれません。だからこそのベッドを守るサカナが突如として現れたのでしょう。
以前、フィッシングショーで今江プロが潮周りと釣れるタイミングについてお話をしたマニアックなセミナーを聴講したことがあります。当時も、大潮ド真ん中は産卵の最中だからむしろ釣れず、その前の「長潮」「若潮」が実はねらい目だ…なんて言う話をしていたのを思い出しました。
そうすると、大潮手前の若潮・長潮・中潮だった金曜~日曜にかけて大釣りをした人がいたという事なのでしょうか。遠賀川のJBTOP50は随分と渋い結果だったようですが果たして潮周りとバス釣りの関係性とは!?それとも、そんなの関係ないのかな。
首都高三宅坂ジャンクションの真下はこんな感じの岸際。下はハードボトムでシャローフラットが広がっていていかにもなスポ―ニングエリアです。ただし、アングラーたちによるプレッシャーも凄いのか見えバスは確認できませんでした。
スポ―ニングシーズン…アングラーは下を向いて歩こう
下…ってと言っても暗くはなりません。赤坂弁慶堀の春は卵や子供たちを守るバスたちの姿を観察できる貴重な場でもあります。
釣りでフィールドに出ちゃって見えバスがいると思わず・・・・って言う人もいるはず。でも、赤坂だったら橋の上からそっと見るだけで済みます。都心エリアを職場にしている営業マンのあなた。取引先まわりの途中でちょっと立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。
夜に撮影したので暗いですが、最寄りは東京メトロ永田町駅7番出口すぐ横です!