LIVE WELL
…食品業界の雄・味の素の企業スローガンと言えば
「おいしさ、そして、いのちへ。」(英文表記:Eat Well,Live Well.)
ですよね。
いのち=リブウェル…ライブウェル…まさにその通りで釣り上げた魚を生かす、まさに命の箱舟が僕たちレンタルボートバスアングラーが利用している『ライブウェル』です。(←間違ってないかな?英語得意な人…)
■目次
10年以上使用していたポパイ製のライブウェル
関東を中心に行われているバス釣り大会で、出場必須条件になるのが『サカナを生かすためのライブウェルを所持していること』が上げられます。
釣り上げたバスを生きたまま保持して、試合終了時間まで生かすためのイケスです。バスボートやアルミボートなどだったら船底のスペース部分にライブウェルを設置すればいいですが、レンタルボートだとそれは無理。
そうして、出来上がってきたのがクーラーボックス等を改造したポータブル式のライブウェルなのです。ポータブルとは言え、魚を生かすだけの水量が必要ですからずっしりと重いことは言うまでもありません。
ローカル大会に出場し続けて、今年でおよそ10年が過ぎようとしています。そのローカル大会に出場するために、用意した初めてのマイ・ライブウェルがこちら。今は閉店してしまったポパイで購入したライブウェルです。
その名も「P-LIVEWELL」
かつては使っている人がたくさんいましたが、今ではほとんど見なくなったのがP-LIVEWELLです。ポパイはオリジナルグッズもたくさん作っていましたが、ひとまわりしてポパイ製品も最近は大分みなくなりましたね。
手作りするか、販売されている出来合いを買うか問題
ライブウェル入手については『DIYで作っちゃえばいいじゃん』という派もあれば『買っちゃえばいいじゃん』と言う二手に別れると思います。
なぜに僕は買ったと言うと、当時もの凄く生業が忙しかった記憶があるんですよね。それこそ、バス釣り大会も疲れ切ってヘロヘロな状態だけど言った覚えがあります。
だったら休めよ!と言う話なのですが、まだヤングだったこともありまして無理しまくったんですよね。疲れたカラダに鞭打って釣りに行っていました。なんて矛盾したことしてんだか。
そして、ライブウェルも作るヒマがない…という事もあったので買っちゃったんです。
大型クーラーボックスに穴を空けて、入水パイプと排水パイプを入れるだけなんですけどね。その手間と作業時間を買いました。もちろん、素人がやるよりキレイな仕上げになっていますしね。
そして、何しろ素人の一発勝負より何個もの販売実績があるわけですから、作って失敗がないと言うこともありました。穴の位置など「ちょっと違ったな」なんてことはまぁありません。←これ、意外とあるみたいです。
ライブウェルの製作費…意外とかかる??
さて、手作りのライブウェルですが思った以上に製作費がかかるとも言えます。
①クーラーボックス本体 ②ポンプ&ホース ③入水口 ④排出口 ⑤シャワー部分 ⑥排水ホース ⑦飛び出し防止ネット
このあたりが必要な素材でしょうか。コレに穴を空けるための道具があるか?などが課題となってきます。
排水を自動にしたり、タイマー付きにしたりすると配線も必要になってくるから、実はけっこうコストがかかるものです。 (格安ボックスを使っても少なく見積もっても1万円はかかりますネ)
イケスにどれだけコストをかけるか…と言う、フトコロの問題もありますが…手作りでも意外と手間と時間とお金はかかるとも思いました。でも、もちろん買うよりは安くあがります。
手先が器用な人、DIY大好きな人、本職が職人さん・・・・などは自分で作りますよね。もしくは、オトモダチにお願いしちゃうとか(作ってもらったらお礼はしないとね)。
クーラーボックスは50リットルもいらないんじゃないか!?
そして、これが現在抱えていた問題です。所持していたP-LIVEWELLは50リットルタイプのクーラーを改造したもの。海釣りだったら青物用に使う大型クーラーボックスです。
12フィートのローボートに置くと横一杯になります。もちろん、50リットルも入りますからデカバスもがっちり入れられます。50アップも3本はいけるんじゃないかな…入れたことないけど。
ですが~~僕が最近出場しているバス釣り大会の匹数制限(リミット)は3本リミットだと言う事実があります。そうすると、この50リットルサイズだとスペースを持ちあましていました。
そして、何より桟橋から運ぶ際もちょっと大きすぎてパワーを浪費してしまうんです。ま、釣れている時は謎のアドレナリンが出ているものでバスを運ぶのもへっちゃらなんですけどネ。
昨今のライブウェルを俯瞰してみてみる
ローカル大会でライブウェルがズラ~~~ッと並ぶ風景を写真撮影するのが好きなんです。なので、各人のライブウェルが並ぶ写真は手元にたくさんありました。
なお、チャプターに出ている人たちはウェイインバッグを持っていますよね。なので、チャプター戦士からバッグを借りてウェインすることもたまにあります。
ただし、湖上でバスの移動を誤るとロケットの悲劇もあるから要注意です。(NBCやJBはウェインバッグに認定エアポンプがルール上必要なようです。)
次なるライブウェルは…
恥ずかしながらここ数カ月、大会には出るもののウェイインしていませんね。よって、人のウェイインやサカナばかりを撮影、ブログでレポートしているような気がします。
配線部は、水辺で使うので何度となくハンダ着けをして大分短くなりました。サビちゃうんですよね。
で、手持ちのP-LIVEWELLですが外見はボロボロ。サイドの予備パッキンは取れてしまい、フタが簡単に開くようになってしまっています。
お店でもよく見るこちらのビルジポンプは本当に丈夫です!10年以上使っていますが、いまだに元気に作動してくれます。
「劣化」「外部品が破損」「ボロボロ」~~~
という事で、ライブウェルを新調したいと願望を抱いていたました。そして、この秋、10数年ぶりにライブウェルが変わる!?かもしれません…
→→→→→ハイ、っつーこってこの話には続きがありそうです。