大都会でも朝夜は大分冷え込んできました。(このブログは都内で書いているのです)
なるべくなら、コートを着ないで済ませたい派なのですが、さすがにそろそろ上着を羽織らないと厳しい季節になってきましたね。いわんや、釣り場では・・・
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■目次
ワークマンの防寒着でフィールドへ!
ワークマンです。僕のイメージは吉幾三さんが歌うCMソングが耳に残っているのですがいかがでしょうか?「行こうみんなで『ワークマン』♪」ですね。
オフィスワーカーなので、ご縁がないお店だったのですが、昨年位からネット界隈で…
「アウトドア用防寒着としてワークマンのアウターウェアが使える!」
と話題になっていました。(もちろん、ワークマン自体がPR活動に勤しんだわけでもありますが)
更には、10月に行われた牛久沼たまやボートでのバス釣り大会で、隣に座っていた方の着ていた見慣れないカッパに惹かれ…
「それどこのレインウェアですか?」
と聞いたところ
「ワークマンですよ~安くていいんですよ~」
なんと!それがワークマン製品であることを教えてもらったのです。
作業着全般を主力としているワークマンなのですが、最近は「バイク乗り」「登山」「釣り」に…とその用途をホビー方面にも使える品物であることをアピールし始めているのです。
日経トレンディの2019年ヒット予測に「ワークマンプラス」が!
追記です!ワークマンの防寒着が釣りの現場で大人気・・・なのは今年・2018年晩秋も変らずなわけですが・・・ワークマンのカジュアル&アウトドア路線である「ワークマンプラス」なるブランドが立ち上がりマスメディアでも取り上げられるなど大注目を集めています。
なんでも、アウトドアブランドのウェアはその機能性とファッション性から近年、急上昇の分野なのだとか。て、釣り人は実質的な「機能」に注目していましたけどね。
ワークマンのウェブショップでもその人気はうかがえて、人気ウェアは抽選販売になっていたりします。この勢い、どこまで続くのか。
実店舗は~~「WORKMAN Plus ららぽーと立川立飛店」「2号店 WORKMAN Plus 川崎中野島店」にあるとのこと。この記事を書いている時点ではまだなのですが、3号店 「WORKMAN Plus ららぽーと富士見店」が11月22日にオープンするみたいです。拡大の一途ですな。スピーディ。
経営戦略を抜本的に変えてきましたね…ワークマンさん…
これまでの防寒対策は中間着で調整していました
さて、これまでの防寒対策を自分はどうしていたのか。「冬のブラックバスは釣れない」なんて言われていたのは今は昔。人気フィールドともなると冬だと言うのに、それなりに人が集まってきたりするのです。
本当に皆さん、釣り好きだから「釣り納め」と言っては年末に釣りに行き、「釣り始め」と言ってはお正月早々にバス釣りに繰り出しています。
気合の足りない僕は、オフシーズンとして過ごしてシコシコと道具の整理をしたり、ブログを書いたりしているわけですが、そんな寒い中でも勝負とあらばバス釣りには出かけて行きます。
ここ数年の防寒スタイルは、いわゆる外のアウターは綿の入っていないタイプのモノを使ってきました。アンダーウェアや中間着で調整する考え方ですね。外身(アウター)はいわゆる「アウターシェル」として防水機能がしっかりしているものを使っていまして。
冬には10年以上は使っている、ノースフェースのマウンテンジャケットなどを愛用しています。エクストリームな冬山登山でも使えるタフな防寒着のひとつです。ゴアテクス採用。撥水機能は衰えていますが、長年に渡り活用しています。
しかし、これ事態には防寒機能はありません。いわゆる、それ自体に綿なりが入っていて「暖かい」システムを欲していました。バス釣りはキャストで動くとは言え、激しい有酸素運動をするわけではないので、少しでもジッとすると本当に寒いのです。
ワークマン「イージス」の透湿防水防寒スーツでこの冬は勝負!
そういえばワークマンに行ったことがなかったな・・・そう思いたちまして、実際にお店に行ってきました!
都心にはさすがにありませんが、主要幹線道路などには確実に店舗があるのでお近くの方は行ってみてはいかがでしょうか。
僕は、普段は行かないので大量の作業着や、軍手類、安全靴などにお店の中では興味津々とならざるを得ませんでした。これ、男ならみんな好きになる場所かも。
店員さんのオバチャンは優しかったです。(よくしゃべるw)防寒着は人気のようで、2016年は年を越す前に売り切れ品が続出してしまったとか。作業着・仕事着としてはもちろん、やはり「バイク用」「釣り用」としても人気のようです。
「今年はやけに問い合わせが多いのよね。なくなり次第、お店の分はこれで終わっちゃうですよ。」
という店員さん情報も入手しました。もしかしたら、ネットで盛り上がっているのかもしれません。
「問い合わせ殺到!なくなり次第終了」と言う文句にやられましたね。ただ、実際に人気で、お店にいるときに買っていく人が結構いまして、なぜかちょっと焦りました。
ワークマンは何より安い…しかも『税込み』かよ…
とにかくリーズナブル!コスパに優れているのがワークマン製品の特徴。何しろ、作業着。毎日着るものだし、消耗品としての考え方なんですよね。
ホビー、レジャーは、たまの休みに使用するものですけど、本来はお仕事用ですから。大雨や大風なら現場は中止になるかもしれませんが、寒いだけじゃ基本的に作業は続行されます。そこを乗り切るためのプロのウェアがベースになっています。(というかプロ用をホビー用として転用して使っているだけなのですが)
そして、消費税8%時代になってきて見かけなくなってきた『税抜き表示』ではないところもうれしい。そう、ワークマンは『税込み表示』なのです。わかりやすい!
僕が選んだのは「イージス」と言うブランドの「透湿防水防寒タイプ」をチョイス。お値段税込みで「6800円」…そしてなんとこれが…上下セットでのお値段と言うから、なんたるチャレンジかと驚いてしまうわけです。
なお、自分は冬用のアンダーウェアも持っているのですがこちらがおよそ6000円…ほぼ高級機能下着とほぼほぼ同額と言う驚異のデフレ価格設定なのです。(これは、ワークマンなら当たり前なのかな!?)
このお値段であるには理由があるそうです。ワークマンの名の通り、この防寒着の本来的用途は作業着。『現場』で使われる防寒着は、毎日使うもので過酷な状況下での使用もかなりあるそうなんです。
ですから、ワンシーズンで何着かをつぶしてしまうこともあるそうですからコストパフォーマンス重視になることは当然ですね。
※釣り用下着についてはコチラ⇒【バス釣り防寒対策にダイワ・ブレスマジックを導入】寒波襲来の牛久沼で実釣使用!
フィールドにて実際に着てみた&釣りをしてみた
デザインはどうだ?
もの凄いカッケー!?かと言うとアレですが、デザインを犠牲にしているものではありません。それなりに、頑張っているデザインかと思います。いかがでしょうか。
カラフルなものあるので、趣味に合わせて選べます。僕は一番地味なクロいのを選びました。蛍光カラーが結構ある。
機能はどうだ?
そして機能的なところにもかなり、こだわっています。
顔部分は、アゴの部分に金具があたらない「チンガード機構」がデザインされている。
袖口部分は二重構造になっているので風も入ってこないし、必然的に腕を挙げている釣りでは雨の日に水が浸入しやすいのですがこれもなんとか防いでくれそうです。
立体裁断になっているので、動きやすいのも良かったですね。僕が購入したタイプからさらに、動きにやすさに特化した「イージスオーシャン」と言うタイプもあります。こちらは2017年モデルですでに品薄とか…
まぁ、ボート上での釣りの場合、激しい動きはあまりしないので僕は、防水性能が上のタイプにしました。イージスオーシャンは「耐水圧5,000mm」なのですが、透湿防水防寒タイプは「耐水10,000mm」なのですよ。
なにしろ、それなりの本降りの中でも釣りをすることを想定しています。この差は大きいとみて釣り用なので、より耐水圧が高めのこちらにしました。(なお、一般的な雨傘の耐水圧は「2000mm程度」なのだとか)
中綿が入っているタイプなので「かさ」はあります。シェルタイプだとキュッとたためたりするのですが、ちょっとそれは無理…。車の中ではハンガーにかけて後部に置いておきました。
丸一日、寒い中釣りをしてみました。
11月12日に茨城県牛久沼へバス釣り大会に行ってきました。気温は朝は8℃。日中は日が照って16℃くらいになりました。
着心地はいたってソフト。それでいて、意外と軽い。釣り竿を7時間は振り続けましたが、ウェアの違和感からくる疲れなどは特に感じませんでしたね。
そして、一番感じたのが「めちゃくちゃ暖かい」という事です。実際に中綿が入っているだけに、このアドバンテージはでかい。ポカポカ陽気に一瞬なったのですが、ちょっと暑すぎて脱いでしまうほどでしたから。
この暖かさ=防寒性能が、本格的な冬の時季にどう活躍してくれるか。さらには、雨…もしくは雪!?に遭遇した時に果たしてどこまで対応してくれるかがカギですね。もしくは、真冬にバスボートで疾走とか。人柱として一度、やってみたいものですが…(いやヤバイかな)
性能面ではハイエンドブランドモデルには劣ります
と、ここまで良いことばかり書いてきましたが、やはり機能・性能面ではハイエンドブランドの防水防寒モデルには劣ります。あくまでも数値上ですが。使用している素材からしてこれはやむを得ない結果ですね。
耐水圧だけでも取り上げてみると・・・昔から使っているとご紹介した、ノースフェイスのマウンテンジャケットなどで採用されているゴアテックス素材の耐水圧は「40.000以上」と圧倒的数値となっています。
薄手のレインウェアとしては、こちらも日本が誇るアウトドアブランド「モンベル」のストームクルーザーを使用しています。
レインウェアとして使っているモンベルのストームクルーザーに使われている素材・ゴアテックスファブリクスの耐水圧は「45.000mm」となっています。ワークマンとは圧倒的な差がありますが、お値段もそれなりにしてモンベルのストームクルーザーは上着だけで2万オーバー。値引きはあまりされません。
人気モノの宿命…かぶります!
そうなんです。冬の釣りをしているとボート上でワークマン製品、イージスを着ている人が本当に多かったです。
つまりは、すれ違う人すれ違う人が「イージス」だったりすることがあるってこと。これはちょっと照れますね。まぁ、これは大ヒット商品であるが故の宿命ですが…
あと、バイク乗りの人に大人気の商品でもあるので、釣りの行き帰りですれ違う人がこのイージスを着ていることがよくあります。テレビ業界的に言うと視聴率30%の大ヒットって感じですね。
風・寒さは大丈夫そうだ。雪・雨の日は…
土砂降りの中でも釣りができる、ゴアテックス仕様のレインウェアには納得しています。一方、コスパ最強なワークマンの防寒着の性能やいかに。雨・雪の時にその真価が問われます。
とりあえず、風と寒さについてはかなり高性能であることが期待できるので、何度か行く冬の釣りで実際に試していってみたいと思います。
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