温暖な春なのか…はたまた雪も降る寒い春なのか…気候大変動を肌で実感する2018年3月。
牛久沼たまや大会で釣りあげた53.5cmのブラックバスが「たまやボート大会」における最長記録として認定されました。
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■目次
牛久沼たまや大会レコードフィッシュ(長さ)を更新!
かれこれ参戦してから10年近くが経った牛久沼たまやボート定例大会。
春はブタバス(牛久沼のデカバス)を捕獲できるチャンスなわけですが、この度、2018年3月18日に行われた定例大会で釣りあげた53.5cmのバスが「長さ」として大会記録として認定されました。もちろん牛久沼での自己記録も更新。やったぜベイビー。(ワーッ拍手!)
▼サイズは53.5センチ。重さ2570グラム。
注意していただきたいのは「長さ」である点です。大会なので、勝負は「重さ」で決まります。長さはビッグフィッシュ賞の基準とはなっていますがあくまでもサブ的要素。
でも、やっぱり長さもバス釣りにおいては重要ですし、記録として大切なものなので「認定」を受けました。まぁ、いいサカナでしたし。
たまオヤと谷口会長の認定を受けました
20年にも渡る歴史を持つ、牛久沼たまや大会。その、創成期から出場をしている谷口会長がしっかりとメモをとっていました。
FacebookにてUPされていたのですが、ブログでの紹介をOKいただいたので添付させていただきます。ちょっと長いけど、こうして残してある記録を記録しておきたいと言う思いも含めて全アップです!(お名前の出ている皆さんOKですよね?一応確認…)
記録の残っている2008年以降の休日大会の記録です。(過去に行われていた平日大会、ペア大会は大物の記録が残っていません。)
あくまでも私の私的な記録とたまやHPからの抽出です。xxxは重量が測定されていません。1尾のウェイインだと体長も重量もわかりますが、複数のウェイインだと総重量を測って、その内の最も大きい魚の体長を測るため、1尾の重量は記録されていない場合がほとんどです。
また、体長計測は5mmごとに行うのがたまおやの癖のようです。ちなみに
重量記録は、一位斉藤選手3270g、
二位生江選手2570g、三位越川選手2540g
捕獲数は、一位遠藤選手3尾、二位生江、佐藤、田口、斉藤、高橋、越川、中川選手各2尾53.5cm
2018/3/18 生江 257053cm
2014/8/17 佐藤 xxx 2008/6/15 田口 xxx 2008/7/20 森田 xxx52.5cm
2017/3/9 斉藤 3270 2016/6/19 萩野谷 2100
52cm
2017/6/18 遠藤 2300 2016/9/18 大場 2260 2011/7/17 塩田 1860 2010/7/18 愛橋 xxx 2009/11/8 田中 208051.5cm
2017/5/13 高橋 xxx 2013/6/16 新崎 xxx
51cm
2017/6/18 高宮 xxx 2016/7/17 岡本 2150 2016/7/17 渡辺 2350 20148/17 田口 xxx 2013/6/16 斉藤 xxx
2012/5/20 伊地知 xxx 2011/8/21 遠藤 xxx
50.5cm
2017/3/19 越川 2200 2016/3/20 横井 2340 2016/7/17 遠藤 xxx 2012/6/17 奥 1900 2008/6/15 坂本 50.550cm
2016/3/20 越川 2540 2016/10/16 中川 1920 2015/6/21 生江 2020 2014/7/20 高橋 xxx 2012/3/18 若松 1960
2012/6/17 中川 1640 2012/7/15 佐藤 2220
ちょっと興味深いのは、青木さん0尾、谷口中西コンビも0でした。
釣れても釣れなくても、大会終了後にメモを残しておくって大切ですね。
たまやボートのオヤジさんにも認定をこの度、受けましたので「53.5センチ」を超えたバスは大会公認記録以上であると牛久沼を訪れるアングラーの人たちはひとつの目安にしておいてください。
▼なお、一番大切な「最大魚」は、2017年3月大会で釣りあげられた斉藤選手の3270グラム(長さは52.5センチ)!トーナメンターとして本当に目指すサカナはココになりますかね。
ノーザンラージマウスバスのサイズ
牛久沼のバスは入ってからかなりの長い時間が経過したクラシカルなノーザンラージマウスバスの血を引いています。
関東だと亀山ダムといった房総のダム湖のバスは優に60センチを超えるデカバスがいます。これはおそらく、世界記録にもなるという「フロリダバス」の血が入っているからだと思われます。
琵琶湖や池原ダムにいる超デカバスは、フロリダバスの血種だからでしょう。夢の70センチオーバー~ナナマルも狙えるフィールドです。
一方、牛久沼のバスは20年に渡り凄腕たちが寄ってたかって釣りをしてもロクマルは夢のまた夢。大会記録で53.5センチ止まりです。(プライベートでは56センチや57センチといったサイズは上がっていると言われています)
これはおそらくは、古くに日本に入ったノーザンラージマウスバスの血を濃く引いているからだと思われます。流れのない、浅い地形もバスの体形に影響があるかもしれません。(フロリダバスとは遺伝的にもだいぶ違うとの見解あり)
ブタバスと呼ばれるフットボール体形は「いったいどうなんってんだ!?」と思わず言っちゃうくらい見事なビジュアルです。これが多くのコアアングラーたちを惹きつける理由のひとつとなっていると思わます。
つまりは、フィールドによって最大サイズはあるっていうのがブラックバスの面白さのひとつでもあります。だって長さだけに焦点を当てれば、琵琶湖のアングラーからしたら「53.5センチ」は『ふーん』程度の話じゃないですか。
それは、あなたの行っているフィールドのサイズを獲ることの面白みがバス釣りにはある!と言うこと。是非とも、そのフィールドフィールドでの最大サイズ(ヌシ)を狙おうじゃないですか。
「長さ」「重さ」論議
バス釣りにおけるレコードフィッシュの基準とは何でしょうか?それは、その人のやっているスタイルによって変わってくるものです。
古来日本人は「長さ」に憧れてきた!?
日本人の釣り師は「長さ」が大きな魚であると言う人種だと思います。
「尺ベラ」「尺イワナ」「尺ヤマメ」…と尺上(しゃくがみ=30cm以上)のサカナこそひとつのトロフィーサイズ・憧れの存在としているものです。
鯉だと「100cm」がひとつの超えるべき目安になるし、バスも「ゴーマル」「ロクマル」などが目指すべき長さとなっています。
オカッパリ大会やフォトコンテストでは、メジャーを敷いての撮影が競い合いの基準にもなっていますから、バスの長さにもひとつの憧れがあるわけです。
確かに「ゴジューアップ」は全てのアングラーの目標でもあるし、バスプロだって動画撮影の時は「ごじゅーあるっしょ!」と大騒ぎするわけです。
トーナメンターは重さ重視!
大会などに出場する、いわゆるトーナメンターとなると圧倒的に重視するのが「重さ」…重量になります。何しろ、勝敗を決める基準が重さ。
たとえゴーマルを獲ったとしても「50cm1200グラム」よりも「47cm1600グラム」に、試合的には価値があることになります。
なお、試合は関係なくても欧米アングラーは「サカナの重さ」こそがレコードフィッシュであると言う認識をしています。バスであれば10ポンドバスがひとつの目指すべきトロフィーフィッシュとなります。
かつて、僕もメキシコに10ポンドバスを狙いに行きましたけど惜しい!10ポンドバスはゲットできませんでした。なお、60センチオーバーは達成しております。
目指せ53.5センチ!3270グラム!オーバー!
ということで・・・牛久沼に行く皆さん!大会で出る出ないはともかく・・・
長さ:53.5センチ
重さ:3270グラム
オーバーを狙って牛久沼に行きましょう!
※前述の牛久沼たまや大会会長の谷口さんは御徒町のプロショップ・キーポンのブログにて、牛久沼たまや大会のレポートを寄せています。生き字引です。こちらもよろしくです。
谷口会長が3月の牛久沼たまやボートトーナメントの様子を記事にしてくださいました。とんでもないのもでてます→https://t.co/UpUGnyS6Yg
— keypon(キーポン) (@keypon_web_shop) March 20, 2018
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