41℃ですか・・・とうとう出ちゃましたね国内史上最高気温。
その記録が出た前日の日曜日…2018年7月22日に灼熱の茨城県は新利根川にバス釣りに行ってきました。気温35℃以上の猛暑の中での釣り…どのように快適に過ごすのがベターか考えた末に僕が手にしたのは『空調服』でした!
【ページへのいいねかツイッターをフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】
■目次
猛暑に負けないぞ!流行(!?)の「空調服」を買ってみた!
とにもかくにも猛暑が続く日本列島。普通は一週間もすれば雨が降ったりして多少、涼しげな日があったりするのですが2018年の夏は違います。想像を絶する、連続猛暑日が続いたので一大決心をして猛暑対策の最新の一手である「空調服」を購入しました。
何しろ、空調服を知ったのが購入する一週間前の牛久沼。多数の釣り人が参加するボート屋の釣り大会で、複数人が「空調服」を利用していることに驚愕。
そして、着させてもらって驚愕!その日も35℃に迫る暑い日だったのですが、体感温度がグッと下がるその機能に驚きを隠せませんでした。
「このまま気温が下がったらいらないし…」と言う不安は杞憂に終わり、日本列島は連続猛暑な日々を爆走。空調服購入へと動いたわけです。
店舗ですと現場系の人たちが作業着などを購入するワークマンといった作業着ストアや、ホームセンターなどで購入することができます。
今年は流行しているのか?2件ほどまわったワークマンにはすでに在庫が少なくなっており、ホームセンターでの購入に至りました。
▼こちらは牛久沼で空調服を初めて見たときの衝撃的感覚を書いた記事です。
「空調服?」「扇風機付き作業着?」「エアコン服?」
建設現場で働く方からしたら、現代の猛暑日本で着るのは当たり前?になりつつあるのが「空調服」。服の中に空気を取り込み、空気の流れでもって汗を蒸発することによって熱を冷ます、いわゆる気化熱でもって涼感を得るアイデア商品です。
総称として何というモノなのかが調べてみてもなかなかいろいろ出てきちゃうのですが「空調服」として売られているのが一般的なようですね。
▼正面から見ると何もついていない服なのですが…空調服たる所以は後ろに有り。
▼こうしたファンを取り付けることにより空気を服の中に通して、風の流れを作るわけです。汗が常に乾き続けるので、猛暑の中でもサラッとドライな感覚を得られます。
非常にシンプルな作りながら、体感温度的には4~5℃は下がるイメージでしょうか。まさに、空調をまとう「空調服」と言うわけです。
新聞などの一部メディアでは「扇風機付き作業服」としても呼ばれているみたいです。扇風機を外現場であたり続けている~と言うわかりやすいネーミングですね。
空調服=「服本体」「ファン」「バッテリー」の3点が必要になります。
販売形態なのですがセット販売もあれば単体販売もあります。単体なのは、おそらく作業着なので劣化した場合にファンとバッテリーをはずして取り替えればいいからということからでしょう。
▼僕は初めてなのでもちろん3点セットで購入しました。
▼本体の服は、ライトタイプをセレクト。本来作業着なので結構、ごっついデザインや質感のものも多い。バス釣りに使うわけですから、軽快なスポーツタイプにしてみました。
▼本来は屋外での仕事用なんですよね…(普段は基本的に内勤なものでして…)
▼知らなかっただけで建築現場業界では常識のようですね。この一週間で東京五輪の会場建設現場を見る機会があったのですが、現場の人たちが空調服を着ている姿をたくさんみました。
どうやら、大手ゼネコンは大量発注して現場で支給しているみたいですよね。作業効率UPと事故防止、そして建設の遅れだけはしないことを考えたらこうしたハイテクウェアの導入は至極当然といったところでしょうか。
▼2個付きがスタンダードですが、4個付ける強力タイプの空調服もある。あとから付けることもできたりもします。
▼バッテリーの進化こそがこの服の誕生のキッカケになったに違いない…。充電器とのセット。
ポータブル充電池の確立こそがこの商品の誕生につながったことは間違いありません。そして、このバッテリーこそが予算の半分以上を占めることになります。
なお、このバッテリー容量で「強」で約8時間は連続装用が可能とのこと。上手に使えば、丸一日いけちゃう。
熱中症を防ぐための機能は?空調服の内側
空調服の内側はこんな感じになっています。セッティングはセルフで。誰でもできます。
▼手のひらサイズのファンを動かして空気を服の中に取り入れるわけです。大体のモデルが強弱が付けられるようになっています。スイッチはバッテリーに付いていることがほとんどですね。
真昼間の作業に空調服が大活躍!(釣りです)
今回は釣りに使った空調服でしたが、僕がやっているボート釣りのスタイルだと荷物の上げ下ろしなどが結構な労力を使うんですよね。この作業を真昼の炎天下の下で行うことの辛さたるや・・・
そんな時に空調服は劇的な快適さをもたらしてくれました。その場でかいた汗が空調ファンで送られた風にによってすぐさま帰化。暑いことは暑いのですが、やはり涼感を得られるのは大きくて、作業効率はあきらかにUPした気がしました。
もちろん湖上での釣りの際にも、常に風が送り届かれました。一番に感じるのは「常にドライ」であること。汗によるべたつきがなくなるのはこんなに快適なのかと実感しました。
気になるお値段は…
高いか安いかはあなた次第ですが…2万円弱出せばしっかりとした空調服が手に入るかと思います。
しっかりとした防寒着、レインウェアと買うと考えればほぼ同等の価格だと思っていただければいいかと。
現在、空調服は作業着として販売されています。釣り具業界はまだ手をだしていない模様です。正直、デザイン的には「ザ・作業着」なものも多いですから、デザイン性に優れたものが出てきたら一般の人たちにヒットしそうな予感がします。
東京五輪でも猛暑の中でのスポーツ観戦が予想されていますよね。屋外競技観戦の時に熱中症で倒れないためにも今年、来年と空調服商船の大戦争がおきそうな予感がしてなりません。(2020年の夏に向けて各社やっているでしょ!)
まだまだ猛暑は続くようです。明けて月曜…クタクタになりながらも本業の仕事に勤しんでいます。これも、もしかしたら空調服のおかげかもしれません!?