芸能人は歯が命!バスアングラーはリールが大好き!
ネットを見ているバスアングラーのあなたはリールが大好きですよね?ブロガーさんたちやユーチューバーさんたちももフィッシングショーを前にして新型リールについて大騒ぎになっています。
で、ここでご紹介するのは30年前に発売されていたアブの名機カーディナル44。懐かしのリールが押し入れの奥から発見されたからです。お!と思う方はオールドルアーファンですな。あなたの押し入れも探してみましょう。お宝があるはずです。
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アブガルシアの名機「カーディナル44」
すみません。ここ20年ほどはダイワ・シマノを行ったり来たりのリール人生を歩んでいます。それでも、アブへの思いは尊敬に値するものがあります。というか、子供のころはショーケースに飾られている舶来品がアブで「いったい誰があんなに高いリールを買うことができるのだろう?」と本気で思っていたくらいです。
そんな中でも、スピニングリールはお年玉でなんとかなるレベルのモノだった気がします。90年代前半…アブのスピニングリールだと「C4」だとか発見された「44」が主流でした。
汎用機であるC4を付けたスピニングリールに、ダイリキの6ポンドライン、スライダーワームのスプリットショットリグでたくさんのバスを釣ったものです。カーディナル44は、知り合いから譲ってもらったものでマス釣り(トラウト用))に使っていたものです。
調べてみるとこちらはマミヤ・オーピー時代に90年ごろに復刻されたモデルのようです。だから、当時使っていたC4はその時の最新機種だったということなんですね。確かに、バス釣り雑誌でもプロたちが普通にアブのスピニングを使っていましたから。
今のような1/1000単位で作られた道具ではないけど、バスに道具は関係なし。当時は普通にこれで楽しんでいました。今でも十分使えるとは思います。(ただ、ドラグ調整は最新機種に比べれば段違いですが)
今でも、あえてこのリールを管理釣り場トラウトフィッシングで使っているアングラーも多いみたいですね。
カリカリと音がする
インスプールと深い緑色が輸入品であることを感じさせてくれます。
巻き心地は…シルキーとは程遠い巻き心地です。懐かしいですね~~カリカリと音がするのです。
ハンドルもアンチリバース機構がないので、遊びがありまくりで軽く戻ったりします。つまりは、巻いているときのバランスもそんなによくはなかったりする。でも、道具としては一級品で頑丈なんですよね。さすがボルボを生んだ国、スウェーデンです。
説明はスウェーデン人がしています
リールと言えばアブでした。つまりアブはグローバル企業。スウェーデンが誇るナショナルカンパニーなんですね。ですから説明書もグローバル。
リールひとつの説明をとっても各国語で説明が行われています。
キャスティングの仕方についても説明書に掲載されています。味わいのあるイラストがたまりません。
ボウアローキャストがあるところが時代を感じさせます。ところがどっこい、ごちゃついたオカッパリや、満水時のダム湖などでもまだまだ使えるキャストテクニックでですからたまに練習しときましょうね。
アブカーディナルは現行モデル!!!
失礼いたしました。アブユーザーでないのですっ飛ばしていることが多かったから知らなったのですがカーディナルは今でも続いているアブの主要リール機種名。しかも、結構お安いグレードで販売されているのですね。いや、そもそもカーディナルは汎用機だったのか!(アンダー1万円機種がいっぱいあります)
アブガルシア(Abu Garcia) スピニングリール 17 カーディナル II SX2500SD. | ||||
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シマノから手が出ない新型ステラが出るぞ~~~って大騒ぎしている人が本当に多い。ほいじゃ、手元にあるリールでなんとかして今年も釣ったろうかとゴソゴソしていたら出てきたアブリールのお話でありました。