日本の治水、飲料水、工業はダム湖で成り立っていることをそこで遊ばせていただく身として感じています。その水は自然の雨水で成り立っているわけで今シーズンの関東は日照り気味…。関東バスフィールドの聖地・亀山ダムも水位減少に苦しんでいることをこの目で見てきました。
ただ、ことバス釣りに関していうと減水と言うのはことによっては『バスの密度が上がる』とも言われ、釣れるようになることも多々あるようです。確かに釣れているみたいだけど・・・本当なのかな?
2017年夏…減水季の亀山ダム
出場人数150人オーバーで賑わったH-1グランプリ2017亀山ダム戦のウェイイン会場となったのがこちら…おりきさわボートでした。ほぼ平水位のためたくさんのボートたちが集結できたわけです。
それが、2週間で様相は一変。一気に減水の様相を呈していました。
・・・時間の経過・・・
減水どーーーん
近年、おりきさわボート近辺は砂が堆積してかなり浅くなってしまっているのが現状です。釣り場は常に日替わり、年替わりなものですね。
医院下も竹がまるだし
パワーフィネスで小さなジグを撃ち込む竹も剥き出しに。
つばきもと横…白鳥島も干上がっていました
なぜにそこがスポ―ニングエリアとして機能しているのかがわかるひろいフラットが姿を現していました。ブレイクがカクンと落ちていてそこにバスが潜んでいるのも確認。
のむらボート横のスタンプが出現
のむらボート横にあるスタンプ群の姿も拝むことができます。いい時だと、このスタンプの横にルアーを通すと元気なバスがすっ飛んできますよね。
藤林も丸裸に
デカバスが確実に潜む超A級ポイントである藤林の立木群も水面上に出てきました。
減水季こそポイント探し!?
減水した時にこそ狙いを定めているリザーバーに通うコアアングラーたちがいます。丸裸になった立木やスタンプ、大岩などは平水や満水位の時の2メートル~3メートルラインに位置する素晴らしいストラクチャーになりますから。
高性能な魚群探知機は湖の中を丸裸にすると言われていますが、やはり実際に見た障害物たちは「なるほどだから釣れるのか…」と納得できること間違いなし。
いつ、大雨が降るかもわかりませんが減水しているうちにいずれ水面下になるであろう場所のチェックは忘れないようにした方がいいかもしれません。
・・・スーパーロコアングラーたちは皆知っているんじゃないかな・・・