4月だというのに一気に夏のような暑さになりました。一週間前に行われたH-1グランプリ2018初戦・津久井湖戦が昔のことのようです。そんな津久井湖戦を今日も今日とてしだるまに振り返ります。
表題の大谷翔平選手の名前が出てきているのはなぜか!?そこに、バス釣り大会に出ていて思えたプロアスリートの結果の出し方に共通項を感じたからなんです。それは…
【ページへのいいねかツイッターをフォローしてもらえると最新記事をお届けできます】
最新ガーミン魚探を導入してプラクティスの考え方が一新
2018年の初戦を前に、サラリーマンアングラーである小生は、2日間のプラクティスを敢行しました。そもそも、満水の冬水位の津久井湖は初。
そして、今シーズンから大奮発をして購入したガーミン魚探を投入して、津久井湖の地形を丸裸にすることに専念しました。
恐るべき新兵器…アナログ湖沼図は持っていましたが、リアルタイムで書き加えられる最新魚探のシステムに踊らされました。
ガーミンの場合はクイックドローシステムと呼ばれ、航路横25メートル程度に照射されたビームで地図を作製するわけです。いままで曖昧模糊としていた津久井湖の全体像を知ることに…
「とりあえずこの辺を…」「昔、釣れたから…」~~これも大事ですが、そうした『だいたい』で釣ることがなくなるような気がしました。大会向けに釣りをするならこの地図形成昨日はあって損じゃないですね。僕は一気に、10年以上の進化を体感しています。
▼うじゃうじゃいますね…バスじゃないですよ
プラクティスでは釣りをあまりしない…
大いなる矛盾です。釣りをしに来たのに釣りをしない。いや、釣りはしているのですがルアーは投げない。フィールドの様子をみて一日が終わる。そんな、ちょっとプロのような!?プラクティスをするようになっていまいました。
釣れなくても「そうかここは釣れないのか」と場所を切る作業。釣り方を切る作業をするようになっています。
ん?これであっているのか?…バス釣りにおけるプラクティスのやり方と言うものをトップバスプロに教わってみたいと思っていたりします。本番の釣りじゃなくて。練習のやり方ってヤツをです。
なにしろ、バス釣りを生業としているバスプロさんたちは試合のために最低一週間は練習(プラ)を行います。釣りと言う、一般の人からしたら偶発性の高い行為に練習がそもそも必要なのか!?と言う話にもなってきます。
それがもういまや、釣り大会に出るにあたってはやはり練習は必要だという結論に至っています。そして、その練習では「釣らず」に本番で「釣る」、トップバスプロに僕はメジャーリーガー大谷翔平選手の姿を重ね合わせています。
オープン戦で結果が出なくてもいいんです
周知の通り、H-1グランプリ2018を制した北大祐プロ。その釣り方や戦術は「これはここにいる100人ちょっとの釣り人の中だけの話にしておきたいな…」と思わせる内容だったのですがH-1グランプリのFacebookページにて動画がUPされるなど大公開されています。
当日の釣り方は、H-1グランプリのFacebookページや後日発売されるBasser誌や明らかにされるであろう動画を楽しみにするとして、僕が北大祐プロが言っていたセリフで気になったのが…
「プラクティスでは湖を周ったけど実際に釣りをしたのは1時間くらいです。」
と言う金言でした。練習ではあまり釣りをしないことは、各誌で明らかにしていますがやっぱり釣り人。本番を前にガッツリ釣りをしてしまうのは性なわけですが、試合を前にしてトッププロは釣りをあまりしないのです。
ことサラリーマンアングラーは、キャスティングやランディングなどの腕前が鈍ってしまうところがありますから、大会に向けての練習でもしっかりと釣りこみたいと思うのですが、本当に勝つためにはバスだけじゃなく湖全体のコンディションチェック、ベイトフィッシュの有無や位置の確認など確認事項は多岐にわたりますからね。
つまりは、ここで大谷翔平選手なわけです。渡米してからのオープン戦での結果は「打率.100」「防御率27.00」・・・厳しいマスコミは「マイナーからスタートすべき」と厳しい意見をぶつけていました。
ところが始まってどうですか。投げては快投をみせ、売っては本拠地開幕三試合連続ホームランなど衝撃の結果を残しています。
若き才能である大谷選手は、オープン戦では明らかな調整をしていたということなのです。それはもう往年のベテラン落合選手のようにです。つまりは、本番で打てばいい、投げ勝てばいいと言うことなのです。
バス釣り大会でも然り。優勝する人は、「プラでは釣れていなかったけど…」と答えるトッププロも結構いたりします。それはつまり、本番にトップギアを入れることが上手な「調整上手な人間」であることに他なりませんよね。
ですから、大会に出ているストイックなアングラーは練習で魚を釣りません。掛けません。本番を前にした練習釣りでは針を丸めている人がいることを僕は知っています。これは、生息密度が少ない関東フィールドでは大切なひとつだと思っています。
練習で、魚を抜いたら・・・いなくなるだけですからね・・・そして、本番で結果を出さなければ・・・二軍落ちです~恐ろしい。
「トーナメントに向けての釣り」と「楽しむ釣り」
なんだよ!釣りなのに釣らないって!?…とお思いの方もいますよね。そうなんです。大会向けの釣りとはまさにこういうこと。
たまの休みの釣りなんだから、たくさん釣って、大きい魚を手にすればいいじゃない!と言うのが釣りの本筋です。99%それが正解だと思います。
ですから、トーナメントにドはまりしていたアングラーがそういった「大会中心の釣り」を離れ、楽しむ=ファンフィッシングへと移る姿もたくさんありますよね。
メディアで人気のアングラーにもたくさんそういう方がたくさんいらっしゃいます。
競い合いも楽しいよ
大きな魚をいっぱい釣る釣りはモチロン。競い合いの釣り大会(トーナメント)の釣りもこれまた楽しいもの。
何しろ、勝てなくても…釣れなくても…大きな発見とレベルアップが見込めるから、サンデーサラリーマンアングラーの自分もローカル大会やオープン大会にチャレンジを続けています。
でも、このレベルや意気込みではなかなかプロアングラーには勝てるわけがないのですが…釣りは野球やサッカーと違ってプロにも勝てる遊びのひとつです。
そして、なかなか勝てることはありませんが…訪れるかもしれない栄光と喜びに向けてプラクティスをしちゃうのは中高生の部活と一緒ですね。
トーナメントアングラーと言う姿は、フツーの釣り人の姿とはちょっと違うということをこのブログ記事では書ければと思った次第なのです。もし、僕が勝利することがあったら読者の皆さんはちょっとばかり褒めてくださいね。
H-1グランプリの結果はホームページをチェックです!画像いっぱい!
◆Facebook「いいね!&フォロー」/Twitter「フォロー」 /Instagram 「フォロー」を押していただくと 最新の情報をお届けします。声のブログVoicy「フォロー」 もやっています。フォローをしていただけると励みになります。◆