ナイロン14lbはフロロ16lbの太さ【ナイロンラインかフロロラインか】

ナイロンラインかフロロラインか
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ここ数年は、撃ち・巻きの釣り方ともにフロロラインをメインに使ってきました。

パリッとした感度と最近じゃしなやかさも活かしたラインも増えてきていて使用頻度がUPしていたんですな。

おうっ。じゃぁナイロンはどうしたって?

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衝撃のフロロライン使用

フロロラインを使ったフィネスフィッシングの釣りの衝撃を憶えています。

僕がバス釣りを始めた当時のメインライン素材はナイロンラインが主。PEラインもありましたが、沖釣りで使う特殊なものでしたし、フロロラインと言うと、磯釣りで使われる超高級ハリスのイメージでした。

当時のナイロンラインで使っていたものと言うと「東レソラローム」「バリバススーパーソフト」「サンラインダイリキ」…といったところですかね。お金もないから、ボロボロになるまで使ったものです。

そんな中、空前のバス釣りブームの中でタフ化するフィールドで使われ始めたのがフロロラインだったと思われます。当時は、一部のプロがハリス用の高級ラインを「キャスティング用」として使っていたような気がします。

そうしたところ発売されたのが「東レスーパーハード」だったはず。ライトリグをフロロラインで扱うその釣り方は、すでにトッププロとして君臨していた今江プロの宣伝効果もあり皆々やるようになったのです。(つい最近までラインナップにありましたね)

細めのフロロラインでやるライトリグの釣りは衝撃的でした。感度が明らかに違ったのです。特に、当時一部の高級ロッドで採用されていたボロンロッドに細めのフロロを使ったダウンショットリグの「コツコツ」と底を感じ取ることができる『感度』は、たくさんの情報をアングラーにもたらしてくれることになりました。

30lbフロロラインでのキャスティングはキツイ

30lbでバス釣りはしないだろ~~と思っている方いらっしゃるかと思いますが…ことメキシコでの遠征釣行で活躍したメインラインはフロロではなくナイロンラインでした。

「ナマローブログ メキシコ」の画像検索結果

なにしろ、フロロの30lbラインでのキャストとなるとさすがに硬い!カタイのです。ですのでメキシコでのバス釣りのメインラインのメインはナイロンラインとなりました。

その太さの基準は基本的に20lb以上。特に僕が行ったレイクエルサルトは、ゴリゴリの立木群の中にルアーを投げ入れ、元気な50アップバスと引っ張り合いっこをしなけらばならないので20lb以上が必須なのです。そして、恐ろしいころに、20lbだと心許なくなってくる不思議さがメキシコの釣り場にはありました。

メキシコに行ったのがもう7年前…。帰国当初は、日本での釣りでも一気にラインの太さが気にならなくなる自分がいました。日本にいると、3lbラインにするか3.5lbするか…なんてメキシコにいたら考えられないような選択に悩むじゃないですか。それが当時は、「バスは太いラインで獲る!」となっていたんですね。

2018年改めてナイロンラインを見直す

…って今は太目のラインでゴッツイ釣りをやってるんじゃろか?と言われれば…「やっていないバリバリ関東アングラー」となっているのが事実です。

これは別にカッコ悪いこととは思ってはいません。限られた広さでプレッシャーの高いフィールドでは、日本の小さいベイトに合わせたルアーを操る際にはやはりライトラインを使わざるを得ない状況に直面するのです。

で、ナイロンラインですが…ナイロンラインもフロロラインと同じく大きな進化を遂げていることを釣具屋さんでラインを手にとってみるとわかるんですよね。

バス釣りナイロンラインダイワ

これはダイワの新製品。スティーズナイロン。さて…

特に表面の硬度を上げて、ナイロンラインの弱点であるスレ・摩耗に強くなっているようなのです。考えてみると、僕がよく行くフィールドは、立木や杭、竹、アシやガマなどの植物の障害物はいっぱいあるけど、テトラや岩場などの鉱物的に硬い障害物がある場所にはあまり行かないことに気づきました。

同じ太さならナイロンラインの方がlbテストは上!

これ、意外と重要な視点です。バスアングラーだとラインセレクトの際に「lb」でもって選びがちですが実はキャストするにあたっては「太さ」が結構大事です。

細ければ細いほど「飛び」がよくなることはおわかりですね。ですから、最近は径の細いPEラインを使ってのスピニングシステムがバス釣りでも流行っています。しゅぱーん!と飛ばせるのはバス釣りとしては新鮮です。

そんな中、僕がベイトタックルで悩むところのラインlbが「12」「14」「16」といったところ。バスプロはよく「12lb」を霞ヶ浦水系でも使いますが、12lbラインはサカナと対峙するだけならいいのですが、関東のメジャーフィールドでは地獄のネガカリとの闘いがあることを考えると…14lb以上がメインになってきちゃうんですよね。

でも、12lbラインの扱いと14lbラインの扱いってやはり2lb分の差があります。やはり、12lbラインの方が飛ぶし、僕が好きなタイニークランクの扱いもやり易いのです。

ということで、久しぶりに考えたのがナイロンラインの使用。同じ太さならワンランク上のlb数で勝負できるのがナイロンラインの強みです。ナイロンラインの14lbは、フロロの12lbの線径だったりするのが主だったりします。

最近のナイロンの扱いやすさと低伸度性能~~その性能を試しに梅雨空のバスフィッシングフィールドに繰り出しに行ってきます。(糸の素材について悩んでいる暇があれば釣りに行けってネ)

 


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牛久沼を拠点に関東各地のバスフィールドを巡っているサラリーマンアングラー。牛久沼たまやサンデートーナメント、H-1グランプリ等に参戦中!出没フィールド:牛久沼、亀山湖、新利根川、相模湖、津久井湖、将監川、利根川…等々