2ヶ月ぶりの牛久沼は予想以上の減水となっていました。ここ数年では一番でしたね。
見た目のフィールドの変貌ぶりにはビックリしてしまいますが、年々によって姿を変え、魚たちのいる場所も変わっていくのが同じ釣り場に通っていても楽しめるところです。
釣り人セリフあるある「昔はあの辺でよく釣れたんだけどなぁ~」は、変化に対応できていない証拠かもしれません。視点や慣例を改めてると新たなるニュースポットが見つかるかもしれないのです。と、思いながらやらないと面白くないですからねぇ。コンクリに囲われた釣り堀じゃないし…
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■目次
牛久沼が大きく減水…ボートセッティングが大変!
例年、稲刈りの時期になると減水するものなのですが、西日本の豪雨もあったこともあり、秋の台風シーズンに備えての減水策なのでしょう。
水位調整に関しては、行政側が行うのでボート屋さんもどうしようもないとのこと。治水とはクニが行う国家の基本事項ですからね。しょうがないか…
▼いつもはボートが付けられる岸っぺりも沼の底がむき出しに。
▼とくなると桟橋の先の方が大渋滞となってちょっと大変でした!何事もほどよくがいいものです。
なにしろ60名を超える出場となった2018年9月大会だったものでして。
MPB(モンスターパニックバイト)とMB(モンキーブレインベイツ)、アザーセルフが協賛
60名のを超える出場者が集ったのには、豪華協賛メーカーさんのおかげもありました!(たまオヤの人気という噂もありますが)
▼なぜか、3人とも別の方向を向いていますが、バス釣りを楽しむ!と言う意識は同じ方向を向いているに違いない。
人気のハンドメイドビルダーさんということでファンの方も多数参加されたようです。MPBさん!モンキーブレインベイツさん!昨年に引き続きありがとうございます。もちろん、H-1戦士でもあるお二人。
アザーセルフさんもありがとうございました。愛用しています。次の日が違う!
▼H-1で優勝経験もある釣りウマさん!MPB櫻井さんは自身のルアーでしかりと魚をゲットしてきていました。僕もワイルドボアは愛用しています。
そうそう、先日、新利根では『ピンクの豚』に塗られた、ラッキークラフトとMPBのコラボルアーをゲットしたのでした。この日も投げましたよ。
▼モンキーブレインさんのルアーも大人気です!ファンがいっぱいで、大会終了後はひとだかりが…(一部、現場売りも…)
北大祐プロのタックルボックスにもそっと入っていたりするシークレットベイトと言える存在です。どちらのメーカーさんも個人でやっているので、全てが限定品!
優勝はクランクベイトを操ったコマツ選手!
牛久沼たまやボート開催の定例会は、ルアー釣りであれば何でもOKのオープン大会です。H-1グランプリのようにハードベイトオンリーですとか、エコルアー縛りなどもありません。(細かい規定はゆるやかあですが、ルール、時間、マナー&モラルは順守!)
ですから、ワームでの釣りがOK。最近はハードベイトでの釣りがメインになってしまっている自分は、たまや大会になるとワームやジグでの釣りを存分に楽しんでいたりします。
ところがどっこい。ハードベイトはやっぱりスゴイ。今回の大会でも、優勝をかっさらったのはハードベイトによる釣りでした。
日時:2018年9月16日(日)
天気:曇り時々晴れ
気温:22℃~29℃
水温:24~25℃
水質:マッディ、減水
風:弱く
この日は、風が吹くことが少なく、ハードベイトで魚を釣ってくるのはちょっと難しいかな?と思わせられるコンディションでした。
▼そんな中、優勝したコマツ選手はレギュラーサイズのクランクベイトを駆使してグッドサイズをウェイイン。
▼ルアーもMPBのバイソンとスコブルクランクと言う、インディーズ系クランクベイトをセレクト。
このクランクベイトについて教えてもらったのですが、どちらもしっかりとした『水押し』…感覚的に言うと明確なブルブル感を感じるクランクベイトなのだそうです。
これは以前にも書いたのですが、大きめのキッカーフィッシュを得るためにはやはり『水押し』がしっかりとしたルアーをセレクトすることが必要だということです。
とかく、タフ化する日本のフィールドだと弱い波動のものを選びがちになるのですが「ここぞ!」と言うときには押しの強いルアーを出すことができる引き出しと決断力が必要だと痛感しています。これ、すでに今シーズンの大きな反省点と来シーズンへの課題です。
ただ、その引き出しを失敗すると…ホゲホゲ地獄になってしまうことも…そこが、難しいし、楽しいトコロでもあるわけです。
▼H-1グランプリにもエントリー、そして東京チャプターにもで出場しているコマツさんは勉強熱心で、大人になってから再開したトーナメント的バス釣り技術をグイグイ高めている…そんな印象です。
上位陣のストラテジーをチラ見せ
▼牛久沼名物「〇〇氏」がつけられる表彰板。戦国大名みたいでいいでしょ。(「北条氏」「武田氏」みたいな)
ぼくも17位にチラッといますね。400グラムですか。最近、こんなんばっかだなぁ。
▼準優勝の新崎さんは随一のビッグフィッシュをこの日はゲット。1920グラム。52センチもあったので、見るなりみんな2キロいったのでは!?とざわつきました。
ルアーもかなりマニアック!?だと思われるギャンブラーのリトルオッターなるカバー用ベイト。アメリカンな釣りです。
▼かつて僕とAOYを争った野村さんもしっかりと釣ってきます。東谷田川上流で釣っている姿をみかけました。
非常に浅いところを釣っていたのですが、落とし込むだけでなく丁寧に誘ってやると見つけた魚が食ってきてくれたそうです。こうした工夫、以外と牛久沼では大切!
実はフロッグやトップ日和だった説!?
当日は、時折晴れ間が見えるもののローライトコンディションで無風&微風。トップの釣りにはピタリの状況だったようで…
▼東日本一のテッケルフロッグの使い手、コシカワ先輩はフロッグフィッシュをゲット。
▼JINGOさんはラインスラックのSEBIRE(セビレ)を使って、試合終了30分前くらいに2匹をゲット。
すでに僕もボート屋近辺にいたものだからその雄たけびに気づかないはずがありませんでしたw
実はトップウォーターが強烈に効く時が牛久沼にはあります。とかく、ワームもしくはクランクベイト、スピナーベイトあたりに手を伸ばしがちなのですが、H-1グランプリでもトップウォーターが優勝、上位になるためのウィニングルアーとなること幾回か…
そして今回も、実はトップウォータールアーが上位にからんできていました。4位の関選手もフローティングプロップペッパーで釣ってきてたし…
そんな状況の中、僕はバズベイトをちょろっと投げてあとは水中を主戦場にしてしまいました。水面のことも選択肢に置いておくことをメモだな。メモ。と言いながらブログを書いている。
ですから、トップウォータールアーも牛久沼には忘れてはならないルアーなのです。忘れちゃだめですよ~~
・・・来月は出場できるかな・・・終了後はBBQもあったのですが敬老の日もオシゴトだったので常磐道でそそくさと帰りましたとさ。(自分の写真がないパターンでもありました。デカイの釣らないとね。)