ハードベイトオンリー!の大会であるH-1グランプリに出ているという特異なスタイルにいるから極当たり前なのかもしれませんが、低弾性ロッドを使っている人がホントに多い環境下に身を置いています。
そして、春です。その低弾性ロッドの中でも最もコアなロッドであるピュアグラスロッドが結果をもたらしています。
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■目次
ピュアグラスロッドが結果をもたらす!
ハードベイトオンリーのルールの下で戦うH-1グランプリ新利根戦が終わりました。
練習、エリア、ルアー、精神力…そのすべてがマッチングしたアングラーのみが上位へとランクインできるわけですが、今回、優勝と準優勝した二人が使っていたロッドがピュアグラスロッドだったところが見逃せませんでした。
何しろハイプレッシャー下でのマキモノの釣りです。とにもかくにもマキマキしまくる釣りでは「はじかない」グラスロッドに大きなアドバンテージがあるのかもしれません。
優勝の松村選手はレジットデザインワイルドサイド・WSC-G62Lを使いこなした
僕の中では勝手に銘竿と感じているのがコチラのレジットデザインワイルドサイドのWSC-G62L。牛久沼でもよく大きいのを連れてきてくれる『釣れるロッド』だと思っています。もちろん今回の大会でもこのロッドメインに投げていました。
松村選手が投げていたはエバーグリーンから出た新作タイニークランク・ピッコロ。62Lはこうしたタイニークランクを気持ちよくピシピシと打っていくのに最高のロッドだと思っています。
長さも62とショート気味でレンタルボートアングラーにおススメするとしたらこの一本であります。
そして、意外とレギュラークラスのクランクベイトも背負えちゃうのも特徴で、あまりタイニークランクやシャッドサイズにこだわらなくてもいいのもお気に入りのポイントです。
松村選手は、これまで7フィートクラスのロッドをメインに使ってきたとのことで、ショートロッドによるハードベイティングは最初はちょっと難儀したそうですがこの大会でもって使い方にも慣れたそう。
あ!よく見るとリールもダイワのアルファスじゃないですか。僕もアルファスを使っていますが、松村選手は新型アルファスCTを使ったそうです。
ちなみに松村選手は7.2のハイギアモデルを使っているそうです。曰く「巻きとり長が66cmくらいが好きなので30mmスプールのアルファスではこのギア比をセレクトしました」・・・うーん、皆さんコダワリがハンパないですネ。
タックルセレクトもパーフェクトだったということで。
準優勝の磯崎選手はレジットデザインワイルドサイドWSC-G66MLで巻きを刻んだ
アパレルもレジット!とザッツレジッターな磯崎選手もピュアグラスロッドを使用しての2位にランクイン。
使ったのはMLのモデル。レギュラークラスのクランクベイトを気持ちよく巻くとしたらこの番手ですね。
レギュラーサイズと言えるモリケンスピードバイトのダークナイトをこれでキャストしていたと・・・
2017年のH-1グランプリ牛久沼戦でレジェンド高橋選手が使っていたのもこのロッドです。
ラッキークラフトだと王道のRTO1.5なんかを巻くのに適していますよね。(僕はLでこれを投げてしまっていますが)
関東のハフハフバイトバスにはグラスロッドか!?
西の皆さんにはなかなかわかりにくい表現かもしれませんが、関東のバスたちは『ハフハフ』とした甘噛みバイトをするサカナクンたちがいっぱいなんですよね。
そうすると、「がっちり丸のみ」とばかりといかないのが常…(今回、松村選手は丸のみしまくりだったようですが)
そういったバスを絡めとるためには、やっぱり低弾性のグラスロッドが活躍する場がいっぱいあるということです。グラスロッドでのもっちりとしたフッキングもまたいいんですよ。
▼こちちらは僕が新利根川でのプラクティスで釣ったヘルシーな春バス。ロッドはもちろんレジットのグラスロッドでした。
とは言え、クセが凄いのもグラスロッドの特徴のひとつ。ネガカリしちゃうとはじいて外すことなどが難しいので、個人的にオカッパリアングラーにはあまりおススメしませんが…どうなんでしょ!?