■目次
『H-1グランプリ2017』いよいよ開幕!
ローカルバス釣り大会が大好き。牛久沼たまや大会をホームグラウンドとしている僕ですが、もう一つの主戦場となっているのがH-1グランプリです。
…2016年はじめには人気番組「水曜日のダウンタウン」で紹介されたこともあるんですよ。ん!?「ルアーフィッシング日本一決定戦」!?そりゃちょっとちがいますがな…
はい。H-1グランプリは、ハードベイトだけが使用可能な関東各地をトレイルするグランプリ戦です。世界を股にかける元祖F1グランプリ…とはまたスケール感は違うけど、選手たちの賭ける思いはF1と変わらない!?関東平野を西へ東へエレクトリックモーターを積み込んだクルマで、ハードベイターたちが駆けまわる大会です。
ここはひとつその魅力について改めて記しておきたいと思います。
旧ブログにてH-1グランプリについてレポート
2011年のプレ大会からスタートしたH-1グランプリ。初年度・初戦が牛久沼だったということもありここまで、ほぼ全戦の参加をしてきました。今シーズンでなんと7シーズン目を迎えました。スゴイ。(お休みしたこともあります。あと、勝ち抜けなくて参加できなかった大会も…)
昨年、一昨年は旧ブログで年間を通じてのレポートをUP。楽しい現場の様子を微力ながらお伝えしました。ちなみに、本筋は老舗のBasser本誌に掲載。なにしろ、ササキ記者自らが選手として参戦していますから…これはまたプロの記事が読めちゃうわけです。
↓2015は牛久沼のたまや大会も含めて好調な年でした。ここが全盛期だったとは言わせないぜ。
↓2016年は大スランプの年でH-1グランプリでは全くサカナに触れず…反省のシーズンに。釣れなかった~
旧ブログですが…我ながらよく書いたナと思う記事たちがつまっています。ブログは継続すること山の如しですね。トレイル戦だけあって、各地の釣り方のコツなんかも見つかるかもしれませんヨ。
関東各地をトレイルするグランプリ方式
これがまた楽しいのが様々なフィールドを巡るというスタイルをとっていること。JBのマスターズやTOP50などもそのスタイルですが何せ日本全国がターゲット。生活の全てをバス釣りにしないと参戦は難しいですよね。まさにプロトーナメント。
一方、H-1グランプリは関東各地のフィールドが開催地。都心から半径100キロ圏内ですから、首都圏アングラーたちだったら日帰りでなんとかなる大会なのです。アマチュアのオープン大会です。でも、プロも出てくるから倒し甲斐があるってもんよw
今年も昨年と同じく、新利根川・津久井湖・亀山湖・相模湖・牛久沼…+シークレットフィールドでの開催となります。
2017年はどうなるか!?各地の写真と一緒に今年の流れを予測していきます。(参加者たちは皆が妄想していることをテキスト化する作業)
4月23日(日):茨城県新利根川
霞ヶ浦と繋がるシャローローランドレイク新利根川。4月…スポ―ニングがらみの魚=ビッグフィッシュが持ち込まれる可能性大。とは言え、2015年の初戦(2015年4月19日開催)もここ新利根川でした。
この時は、初参戦の山川選手(しかもハンドコンで参加!)がボート屋近辺で良型を揃え優勝。優勝は3キロを超すと予想されるがムラのある結果となる可能性も大。大きくでるか小さく刻むか。年間を通じての戦略をどう考えるかが課題。
優勝予想スコア:3000グラム
6月18日(日):神奈川県津久井湖
釣れない湖と言われていた津久井湖も最近は、管理が素晴らしくデカバスが潜むフィールドへと変貌を遂げています。冬場には津久井湖オープンと言うマニアックな大会も開かれており、そこに参加している猛者たちもこぞって参戦してくる。とは言え、優勝は外様のアングラーが手にすることも多い。コバスがたくさん釣れるかと思えば、50アップの可能性もある…読めないフィールドでもあります。
そして何といっても津久井湖で作戦立案に大きな影響を及ぼすのが水の増減。その増減が10メートルとか言うハンパない上下があるのでポイントの選定には要注意。牛久沼でそんなことがあったら沼が消滅しますね。夏場は、相模川の洪水を防ぐ最後の砦として水をガツーンと減らす傾向があります。さて、6月はどうなのでしょうか?最近はゲリラ豪雨も多いから石橋を叩いて渡る判断を治水行政も行う気がします。
優勝予想スコア:2700グラム
7月09日(日):千葉県亀山湖
7月9日の日程…場合によっては猛暑の開催も予想される亀山。レンタルボートスタイルをリードする関東一のタフフィールドであり、トーナメントレイクでもあります。3店合同と、参加できるボート屋さんも多いので参加人数が凄まじいことになります。それでも釣れる不思議レイクです。
ボート屋さんたちが連携してバスの管理もしっかりとしていてコンディション抜群のバスたちが拝めます。
2016年は予想通り!?川島勉さんが優勝を飾った亀山湖。
水深のあるディープからシャローカバーまで様々な釣りができる場所なだけに、天候次第ではトッパーやビッグベイターといった特化型アングラーが優勝する可能性も秘めているフィールド。今年はどうなる!?
優勝予想スコア:3100グラム
9月03日(日):神奈川県相模湖
2016年は初戦4月の開催でした。春の相模湖…ちょうどサシテきているタイミングでした…かなりのビッグウェイとが飛び出す驚きのフィールドに。
そして2017年はシーズンをがらりと変えて晩夏~初秋の9月開催に。相模湖もビッグバスの可能性を秘めているフィールドです。この時季ともなると秋山川にビッグバスが集結してベイトを追っている姿も見れるはず。コバスも多いので、これをおいかけちゃうとキッカーフィッシュは入らなくはなる…←釣れちゃうので楽しくなっちゃう。
相模湖は、人工的なストラクチャーも豊富でもある。ベイトフィッシュも尋常じゃなくらいにいたりするので、どこについているバスを狙うかが課題。
魚探とにらめっこするテクノ系アングラーもいれば、ブッシュを狙うカバーフィッシャーマン、オーバーハングの下に潜り込むアングラーも。一昨年は、マグナム長尾さんがトップオンリーで入賞したりと、秋の相模湖は何が飛び出すかわからない。難解?
優勝予想スコア:2600グラム
10月09日(月)体育の日:茨城県牛久沼
「さあ、戦うがよい!」
総合プロデューサーの鈴木美津男さんの高らかな笑い声が聞こえてきそうな最終戦が牛久沼!という選択!これが何を意味するか・・・それは『大逆転の可能性』があると言う事!
普通に初めてやってきたら広大に広がるアシ原をフリッピングしたくなるナチュラルフィールド。ここをハードルアーを駆使してどう釣るかというのも楽しいところ。
余裕の2㎏アップ!こうしたビッグバスがまとめて釣れる可能性が牛久沼にはあるのです。H-1グランプリは、総重量制を採用しています。そのため、最終戦でこうしたビッグバスを複数匹もし釣ることができたなら…大逆転が大いに可能になってくるのです。
しかも、牛久沼は手練れと言われるプロアングラーたちをも手を焼く難攻不落の難易度A級フィールド。昨年も、あの北大祐プロ(JBTOP50AOY)や伊藤巧プロ(TBCAOY)でも手を焼く沼なのです。ここが最終戦となります。これは刻む釣りはできないか!?
なお昨年の高橋さんのキッカーフィッシュは桟橋横という「灯台下暗し」なポイントで釣られました。ますます僕はバス釣りがわからりません~~~
優勝予想スコア:4200グラム
一発か刻むか
『グランプリ』と名がついているだけに、各地を転戦する形態をとっているH-1GPX。総合重量で優勝が決まるわけですが、ここをどう考えるかと言う戦略があるわけです。
昨年の年間優勝は、何かとつきぬけているアングラー・オリキン選手でした。最終戦の津久井湖では河童姿で恍惚の表情を・・・。そのオリキン選手~成績を見てみると各フィールドで「優勝」はしません。しかし、どこのフィールドでもオオコケすることなく刻みに刻んで年間を獲りにきての総合優勝だったのです。
さて、そこで「刻んだ」釣りを選択すべきなのか?否、そこはそれぞれのスタイルが実はあるのがH-1グランプリ。ドデカイビッグルアーでガツゥーンと釣ってくる夢を追い続けているアングラーもたくさんいます。そして、そのアングラーがテッペンをとることは必ずあると思われます。
ボート予約争奪戦
…とここまで書いてきましたが、昨今のH-1というと、ボート予約の争奪戦がこらまた大変。本番前からすでにその戦いは始まっています。
そして、マジな人たちはプラもマジメ。勝つ人のコメントで「プラは計5回やりまして~~」なんてちょっとプロ並みの回数をこなす人もざらだったします。週末・サラリーマンアングラーの僕がここにどう食い込めるか!?
今シーズンも出場できる限りは全力で臨んでいきます。
THANX!!!
こうしてブログでダダダッと書いてしまうのでは何よりも楽しいから。これはもう、鈴木美津男さんをはじめスタッフさんたちのおかげありき。オープントーナメントではありますが、皆が楽しめるようにたくさんの協賛をいただいています。
知らないメーカーさんのことを知ることもできるし、新しい釣り方の発見もいっぱい。ウェイインやインタビューもしっかりとしているので「だらり」と釣りをすることはなくなりました。
今シーズンもよろしくお願いします。
・・・・凄腕たちが今年も続々参戦か!?
様々なアングラーがスポット参戦もしてきます。北大祐プロもやってくることも今年はあるのか!?