ぐぐーん!と気温が上がったところで僕らのフィールドでもワカサギたちの孵化が始まったようです。牛久沼でも。そして、津久井湖でも。
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牛久沼のワカサギ孵化事業
ブタバスの聖地と知られる牛久沼ですが、ブラックバスはもちろん…様々な魚たちが住む関東屈指の豊かなフィールドであると自信をもって言うことができます。
▼マブナは放流を行っています。ノリーズも協賛して放流をここ数年は行っています。素晴らしい。
▼シーズンオフになると放流をしています。
牛久沼はマブナ、ヘラブナ、コイ、手長エビ、モエビ、ザリガニ・・・そしてワカサギも生息しているゴージャスなフィールドなのです!
▼そんな牛久沼では、ワカサギの孵化事業も行っています。孵化施設は僕の主戦場でもある、牛久沼たまやボート桟橋横にあったりします。
2018年3月大会が行われた当日はジャスト!まさにその日にワカサギたちが卵から孵ったその日でした。たまやのオヤジさんから「見て見て!」と言われたので釣り人だからそりゃ覗きますよね。
▼こちらがワカサギの孵化小屋の中。
▼新鮮な水をくみ上げて・・・
▼ワカサギの卵を入れた筒の中に循環させて卵の孵化を促進させます。
▼自然のワカサギは水の流れがある浅場(フィールドだと上流ですよね)に卵を産み、卵の孵化を待ちます。その自然状況をこの仕組みで再現。孵化を促すというわけです。
▼筒の中を見てみると…下に沈殿しているのがワカサギの卵!そして…中層には…
生まれたてのワカサギの稚魚たちがっ!!!…くぅぅぅ~~~写真じゃ見えないか!それほど小さいのです!(やっぱりマクロ撮影機器が必要か)
こうして生まれたワカサギは牛久沼に放流。釣り人たちを楽しませる対象魚として。沼の生き物のベイトフィッシュとしてワカサギは大切な役割を果たしてくれることでしょう。
数年前はワカサギの繁殖に大成功して、晩秋からワカサギの群れが形成されました。爆発的な釣果が牛久沼であげられたことは記憶に新しいところです。
さて、2018年シーズンの牛久沼ワカサギはどうなるかな。
穴釣りから、こうしたマッディシャローフィールドまでワカサギの対応力の強さに驚かされますね。
津久井湖のワカサギも孵化し始めているようです
▼今シーズン初めていったリザーバーが津久井湖。3月頭だったので、ワカサギを狙う太公望たちで大賑わい。
▼ドーム船は昔、野尻湖で体験したことがあるけどファミリーフィッシングやデートフィッシングにもぴったりです。中はヌクヌク。レジャーとしてなかなか楽しい。ただし、意外と夢中になっちゃって無口になってしまうのは釣り師の宿命ですw。もくもくとやっちゃう…
▼鼻息が荒くなる画像です。津久井湖はワカサギの反応が魚群探知機にここまでビッシリと映ります。大コーフン。
そんな津久井湖のワカサギ孵化事業をライブ感覚でTwitterしてくれているのが、津久井湖上流でボート屋さんを営む沼本ボートさん。画像が楽しいのでよく見ています。(Twitterを引用させていただきます。)
▼卵そのものとか!
ワカサギ採卵、本日は史上最高の3200gが採れました!網ひとつに入りきらない量は滅多にありません^^ pic.twitter.com/OTB2uvMMR2
— 津久井湖・沼本ボート (@numamotoboat) March 24, 2018
▼牛久沼と同じく孵化についての画像も。
最初黄色かった卵は、目が出てくると黒く見え、やがて尻尾までが出てくると透明に。10日足らずでこの状態になります! pic.twitter.com/W5St1BLqSs
— 津久井湖・沼本ボート (@numamotoboat) March 24, 2018
うーん。こりゃぁ津久井湖がワカサギレイクと言われる所以がわかるというものです。
釣り人は「いきものなんでもがかり」を目指す
バスアングラーとしてはワカサギはバスの動きとリンクしますから、ワカサギの生態や孵化事業についても知っておくことは実は大切なことだと思います。
「なぜそこにワカサギがいるのか」「なぜ春になるとワカサギが上流に集結するのか」「なぜ夏になると一部のワカサギが酸欠状態になるのか」
魚釣りは、メインターゲットとしている魚『以外』のことも知ってこそ!ということを最近、改めて重要だと考えるようになってきました。つまりはバス以外のサカナや生き物の動きを上手い人は見ているってこと。
海釣りだと「鳥ヤマ」を見つけるのがキーだったりします。何しろ「鳥ヤマ」を見つけるための高額なレーダーもあるくらいですから。
話が湖から海へと行きましたが、つまりは、バスにとってのベイトフィッシュ探しこそが、釣技の奥義のひとつってことですね。
さぁ、あなたのフィールドにいるベイトフィッシュのことを考えてみましょう!
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