新利根川のバス釣りとシャッドルアーと
今シーズンの自分の中でのひとつのテーマが「素直さ」
四半世紀もバス釣りをしていると(ブランクあり)、「これはコレ」「あれはアレ」と固定観念が凄くなっちゃうんですよね。自分のスタイルのこだわりなりならいいのですが、柔軟性が失われているかも?とちょっと反省した昨シーズン。情報に踊らされたらダメですが、良いものは良いと取り入れることを心のどこかにとめています。抽象的な話ですが。
さて、H-1グランプリは釣るべく人は結果を出し華やかに初戦が終了。その陰には、百何十人かの悔しさを抱えたアングラーがいたのもこれ事実。
7年目のH-1グランプリには出場できる限り、目いっぱい楽しもう!やり込もう!とプラクティスは4月に入って3週に渡り週末に敢行。釣れたり釣れなかったりしましたが、新利根川で確実に釣れると判断したルアーがシャッド…と言う判断を今年は下しました。(エリアとポイント、タイミングはまた別にどこかで)
結果は220グラム・・・これでは上位に太刀打ちはできません。バス持ち写真は小さすぎて撮りませんでした。
このかわいい子たちを釣り上げたルアーこそがシャッド。プラクティスからバスたちからの反応は多く春の新利根川でシャッドはひとつの武器となると確信は得ていました。
主力と決めていたのが2つのシャッド。使いやすかったし、実際に釣果もあったのでご紹介しておきましょう。実釣インプレッションです。
ダイワ STEEZ SHAD~スティーズ シャッド54SP
4月の第2週の雨の一日に反応が鋭かったのがダイワのスティーズシャッド。
写真…竿にピンとあってしまっていますがこれです。カラー名「赤羽シャッド」。オールスター3連覇を果たしている赤羽プロの肝入りカラー。これなら釣れるのではとプラでも巻き巻き…していたところ…
ずどんと。春らしいサカナが釣れました。4月2週目はまだプリスポーナーがスポ―ニングエリアの一歩手前にステージングしていると予測していたところ、ズバリ的中。
サスペンドタイプのスティーズシャッドを巻くといい感じでレンジがあったのかよく釣れたのです。水温は15℃前後。まだ少し肌寒いこの時期はサスペンドタイプのシャッドが効力を発揮してくれました。アクションも弱めの部類。
フックもダイワがリリースしているサクサスが標準装備されており本当に「サクッと刺して」くれるフックでした。
春の早い時季から4月半ばくらいまではこうしたサスペンドタイプのシャッドが活躍してくれますね。そして、バンッと水温が上がってくるとまた少し具合が変わってくるのですが…
顔だけ公開な日指モンスター
カバークランキンとは良く言うけど、カバーシャッディングな魚でした(^^)v
風の最も当たる急深バンクの沖側のリレンジゲームもまだまだオススメなので今週末遊びに行く方は試して見て下さい(^^) pic.twitter.com/CuoR52e3XP
— 早野 剛史 (@HayanoGuideS) April 10, 2017
こちらをリツィートしたところ…
愛のリーリングですね!今週末にでも早速試してみますね。カワシですね。
— ナマロー(namaroblog.com) (@nama_ryu) April 10, 2017
SNSの時代ですね。ジャッカルの早野プロのツィートにリツィートしたところお返事が。カバーシャッディング!これこを求めていたものだということでDビルシャッドを新利根川に持ち込み巻き巻き。愛のリーリング!
変化に乏しいながらもブレイクとクイがメインストラクチャーとなっている新利根川。ネガカリとの戦いが永遠のテーマなのですがシャッドでもごちゃついたところに投げ込めるシャッドだと確信。
早野プロは木は厳しいとのご意見でしたが、普通のクイはガンガンカワシてくれましたね。よく練られたデザインなんですねぇ。
長めのリップと形状も相まってロストはゼロでプラクティスを終了。プラですがサカナも獲れたし、何しろごちゃついたところに勇気を持って投げられるシャッドが手持ちルアーとできたところは大きかったです。
シャッドと言うとクリアレイクでのトゥイッチングを駆使した使い方がメインだと思っていたのですが、タダ巻きでのいわゆる「巻きシャッド」に昨秋から目覚めていたんです。
シャッドはそのほとんどがサスペンド仕様。潜っていって、障害物にぶつかっても浮力で持ってカワスのはちょっと苦手な部類のルアーだと思っていました。
が、このディービルシャッド…その体のサイズからは思いもよらないほどの『浮力』を見せつけてくれます。カタチがシャッドなだけでクランクベイトと同じですね。
そしてその独特のリップ形状も相まってネガカリ回避能力が非常に高い!ネガカリ天国の新利根川でもネガカリと言うストレスから解放させてもらえたのは大きかったです。
新利根川のカバーまわりをグリグリとやってきましたが幸運にも恵まれ?ロストはゼロでした。
飛びもよかったです。重心移動システムルアーを久しぶりに使い込んだのですが、キャストする事に鳴る「カチン!」「カチン!」と言うウェイトがボディ内部でぶつかる音が小気味よかったです。
タックルはベイトフィネスを使用しました。ブルブル感も感じられて、巻き物をやっている感もありましたね。
↓動画も!新利根川…松屋さん上流3本目の橋のところですね。排機場のあるとこ。
こんな、ちょっとラッシュがあったのです。雨パワーありましかね。
難点としては、全カラーが揃っているお店が近くに少なかったこと。キャスティング南柏店はジャッカルルアーが充実していそうだから今度行ったらチェックだな。
詳しくは小野俊郎さんの解説を動画で見るのが一番ということで貼り付けておきますね。H-1グランプリ初戦…これで、僕はデカイのを釣ってくる予定だった…と言うお話でした。